2011年7月 2日 (土)

課題曲解説:マーチ「ライヴリー アヴェニュー」⑳

Hから。

高音木管たちの、とっても簡単なテュッティですね(笑い)

なんで、こんなに簡単なんだろうwobbly

もっと難しくすればいいのにshock

なんてのは冗談dash

楽譜はたやすい・・でも、完成させるのにはちょっと、、でしょ?bleah

ここは、無駄な長さをカットして響きを統一し、音の「カタチ」を整備する必要がありそうです。

そして精神的には、どちらかというと、音量的に最小音量のフィナーレのつもりに仕上げるほうが、いい結果がでそうです。

(B♭クラ、キャーキャー言わさないようにannoy

サウンドとしては、エスクラ、そしてピッコロが吹きすぎずにBクラに同調できるといいと思います。

<まとめとして>

この曲のあちらこちらから、にぎやかな街角を描写するイメージのキャラクターが出てきて、歌って踊っています。

この、それぞれのモチーフには特徴があり、表現方法の違いによって、それを区別して表されるわけですね。

作者の書いておられるとおり、楽譜に『アーティキュレーションで指示・・』されているわけです。

つまり、この曲を上手く演奏するためには、その違いを楽譜から読み解き、作者の意図をより深く理解して表現していくことだと思います。

それが、この曲を上手く演奏するための鍵、ともいえるわけですね。

(は~、、終了sweat01

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2011年6月27日 (月)

課題曲解説:マーチ「ライヴリー アヴェニュー」⑲

<合奏指導編⑧>

Fから。

終盤に向けての、お膳立ての部分です。

とはいっても、やってることはEの繰り返しですね。

スコアを見ても、それは明白です。

しかし、曲の構成を考えると、、

ぜんぜん、違うわけなんですな。。( ̄◆ ̄;)

言っていることは、Eとは違う、わけなので、その「何か」を醸していただきたいところです。

それはつまり学校ごと各団体ごとの解釈による、表現の違い、なわけですね。

ここは、小さな変化を見逃さないで頂きたいです。

展開部の後半、エンディングへのブリッジにつないでいますよ。

その、移行のことを念頭において、Eの繰り返しの演奏をします。

///

Gから。

冒頭のリズムアクションに回帰していることに注意してください。

そして、その回帰方法は、、勿論、コードの変化によって、表現をするのですが・・・

ここは、演奏側の自由な方法によって、変幻自在の箇所ですね。

7sを使って、上のほうに巻き上げるような大きな展開を図っていますが、演奏側からすると、自由な表現が大きく許された奔放な部分にも感じます。

ちょっとしたアイデアで曲に味付けする、そんな探究心が威力を発揮しそうです。

・・

この曲で一番、大きく展開する部分。

そして、自己表現するにはうってつけの、ほかと「差をつける」意味で重要な3拍なのだと思います。

(つづく)

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2011年6月25日 (土)

課題曲解説:マーチ「ライヴリー アヴェニュー」⑱

<合奏指導編⑧>

E~F~

ここはコードが楽しいですね。

ぼくが元ジャズマンだから言うわけではないんだけれど、半音をベースに上っていってまた元に戻る・・それを繰り返す・・なんていう展開コードには、けっこう惹かれます。

Eからだと、、

B♭~C7~、、ですよね。

つづいて133小節目からは、、

F7~Cm7~F7~Dm7~D♭7~Cm7~F7・・かな?

135小節目からは、実に1小節ごとにコード変化します。

これは、レビューを得意とした70年代のニューヨークジャズ顔負けの手法ですね。

曲の中盤をウキウキにさせるやり方です。

この曲では、その役割、中低音が主な役割を担っています。

頭打ちと後打ちの正確さで、曲を乗せてほしいところ。

・・・

ここのトランペット。

これはポップスの核心のようなオブリガートでんな(笑)

団体ごとに、違う仕上げをしてきそうな予感sweat01

まぁ、それでいいんですけど。

要は、一番ウキウキに乗せられるオブリならそれでいいんですね。

一応、参考までに27年前の東京ユニオンバンドがやってたテクで、ここの演奏法を書いておきます。

文章であったものじゃないので、上手く書けるか分からないけれどsweat02

なので、、、それぞれの解釈は・・ご自由にお願いね。

////

<155小節目のトランペットの場合>

155小節目の2拍目のアタマの音は、しっかり「払う(切る)」。

かつ、極端なくらいに短めに。

同、2拍目の裏の音も短く、かつ、息のスピードを上げる。

156小節目のアタマの音は対位法のシャドー(マイナートーン)に仕上げる。

同小節の1拍目裏の音はしっかり跳ね上げて、アクセントを少しだけ強調。

そして、ここでは「フェイク(創作音)」させ、ターラではなく、スラーを続けながら『タ・ン・・ラ』に仕上げる。。。 

ヴぁ、、文字で書くと、チョー難しいわい。。

降参じゃ。

トホホshock

(つづく)

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2011年6月21日 (火)

課題曲解説:マーチ「ライヴリー アヴェニュー」⑰

<合奏指導編⑦>

それはそうと。。

Eからのベース、どう思う???

ここ、何だかどこかで吹いてた記憶があるんですけれど。。。

flair、そーだ!『A列車で行こう』じゃあ~りませんか∑ヾ( ̄0 ̄;ノ

と、俺としてはチャーリー浜のギャグ風に決めたいところです、ban

チャーリー浜、、関西の芸人。吉本新喜劇を盛り上げた人気モンです・・

とまぁ、なんの解説かわからんようになるから言うのはやめますが・・shock

・・

しかしこの曲なぁ、そのカラクリって、完全なパクリやないかい( ̄○ ̄;)!

なんてのは冗談。冗談は顔だけにしときまっさ。。凸(`Д´メ)コンナカオ

カタいコトは抜き。

///

要は、パロディなんですね。

楽しいレビュー。楽しめばいいんですup

・・

考えれば、俺らの世代のジャズだと、こんな引用は当たり前で、デューク・エリントンやサド・メルたちのヒットナンバーは、発売の次の日から俺らのモノだったからね。。bleah

まぁ、それはさてとして、、sweat01

諸外国の例で言えば、あのお堅いイギリスでさえも、このような引用は十分、通用しているし、著作権法や既得権にも法に触れることはない。

それどころか、、世界中でこういったしゃれは持てはやされていて、新曲のデビューに一役買っています。

この際、A treinの作曲者ストレイホーンに感謝しつつ、デューク・エリントンをそっくりコピーしてしまおうでは、あ~りませんか(と、またチャーリー浜が出ちまったかcrying

何にしても・・

楽しい音楽の世界じゃね~heart04

(つづくsweat01

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課題曲解説:マーチ「ライヴリー アヴェニュー」⑯

<合奏指導編⑥>

Trioから。

先日も書いたかもしれませんが、ここからのアルトサックスの音は楽器の機能上、よく聞こえる音域です。

なので、クラリネットと同化させるには丸い音を出すことだと思います。

濁らせないためには、強くは噛(か)まずに、唇のアンブシュールで発音することですね。

///

ベースラインですが、単純な動きにこそ審査員の耳が集中するので、ここは、遅れないことです。

ここの主題の一群たち。拍のアタマを積極的に感じながら進んでいます。

なので通常の頭打ち、後打ちのタイミングでは遅れてきこえがちです。

参考演奏の大阪市音楽団のベースですら、ぼくには遅れて聴こえるほどですから(笑)。

多少フライングを続けてもかまわない・・くらいの思い切ったアタックに期待したいですね。

・・

旋律ですが、技術的には8小節がひとつの節目となっているともいえますが、レガートの文脈、つまり、お客さんに聞かせる起承転結づくりは16小節単位なのだと思います。

この判断にも楽団として統一性がほしいです。

また、2回目のメロディでユーフォニウムが参加しオクターブ・ユニゾンになります。

ここでは、音量アップではなく、音の幅(テュッティ)の充実を図ったものと解釈するのが順当だと思います。

淡々とした主題進行ですが、重要な「歌」の場面ですね。慎重で着実な運び方をしたいです。

持続力、大切だと思う。。

コンスタントななかにも、フレーズを読みきった抑揚表現が大切な部分ですね。

(つづく)

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2011年6月13日 (月)

課題曲解説:マーチ「ライヴリー アヴェニュー」⑮

<合奏指導編⑤>

Cから。

C7~F~D7~Gm~、、

2小節ごとのコード変化があり、踊るような、楽しい展開部です。

リズム的には「縦」方向に活発な動きですね。

そして、C9小節目からは、かわいらしい表情をしていますhappy01

この表情の使い分けが、とてもいいですねshine

同時に、クレッシェンドを巧みに行い,絶妙の展開もさせています。

本来、ここはサビの部分なのですが、期待感を持たせられる。

おしゃれですね~。

なんでもないフレーズが、なぜかワクワクする。

////

C8小節目までと、そのあとの9小節目からではディナミクが変わります。

対位法の場所なので、うまく縦分けてほしいです。

・・・

Dから。

魅力ある対旋律の聴かせどころですね。

上昇と下降だけのライン。

一見、単純な音の変化なのに、十分に納得させられます。

ここだけをとっても、朝日作曲賞が授与されるのもわかるような気がします。

うますぎる。。。sweat01

リズムセクションと掛け合いながらの「カウンター・メロディ」でもあり、歌いがいがありそうです。落ち着きと正確さを備えたものにしてほしいです。

同時に、ここではハーモニーバランスを試されます。

他のパートと対等な音量で、かつ、くっきり浮かび上がらせたいところです。

(つづく)

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2011年6月12日 (日)

課題曲解説:マーチ「ライヴリー アヴェニュー」⑭

<合奏指導編④>

Bから。

ここでの変化といえば、Hrn,T.sax,Aclの対旋律です。

先日の吹奏楽研究会で、ここの扱いの難しさが話題になってました。

実際に学校での合奏をして、その悩みを持ってきてるだけに、先生方の表情はキビしかったsweat01

この対旋律、音を出してみて初めて判るのは「不安定な演奏になる」ことだそうです。

このことは、関西中から集まった30名ほどの先生方からも同じ意見がありました。

・・

特に、ホルンです。

上昇下降するラインのスラー、音域的に不安定になりがちで決まりが悪い、、とういことです。

これを克服する秘訣・・う~ん、、、

それは、やはり八分進行でリズム訓練するほかはないと思います。

レガートラインに「肉付け」してやるわけですね。

スラーですがあえて八分のタンギングをいれての練習です。

これは単なるリズム訓練の意味ではなくて、正確に【発音】するためのトレーニングなのですが、このブログの左、「『ブルースカイ』チューバのためのパート解説」で、そのことを書いたので、よろしければ参照くださいませ。

この部分が八分進行で構成されているので、それであれば十六分のリズム進行の感覚を身に着け発音できれば完成です。

そして、2週間ほどだけの短期集中型であっても効果はけっこう出ます。

実際やってみれば案外、簡単なのですが、、、

う~ん、、でも、全国のガッコの先生たちには難題・・

なかなか、おいそれとは基礎練はできなさそう。

でもね・・それしかないんです。

////

ここでは、演奏参加するパートが増やされていることにも注意です。

まさに全体参加のラインづくりが要求されます。

特に中学校の場合だと、演奏参加パートの増によって精度が落ちないような工夫がいるかもですね。

楽器が増えれば一層、一体感作りが重要になりますから。。

・・・

ここだけに関して言えばパートごとの「強い/弱い」よりも、各生徒の「音」を全体の音になじませてやるのいいのではと思います。

一人ひとりを、正確に自信を持って発音できるようにしてやる事だと思います。

先生がた、ますます大変ですな~~dash

(つづく)

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2011年6月 2日 (木)

課題曲解説:マーチ「ライヴリー アヴェニュー」⑬

<合奏指導編③>

Aからのメロディーライン。

参加してる楽器は多いんですが、やってること、つまり音楽の上では、かなりシンプルです。

頭打ち、後打ち、それにホルンがあわせるくらいの構成。

カウンターといえるほどの動きもありません。

大事なのは、音量バランスとフレージングだと思います。

全ての楽器が十分に音を出してハーモニーを完成し、ファーストクラリネットをそれに合わさせる・・

その順番がいいと思います。

それと、どこを頂点にしてクレッシェンドし、どこまでのフレーズをどうやって歌うか、ですね。

このことに統一性が要求されるところです。

ひとつひとつの楽器を順番に、抽出し繰り返してください。

ここは指導者の丁寧な確認作業が大切。

ひとりひとり、各部分ごとに完成させてやることだと思います。

口で言うと、こんなに簡単ですが、「言うはやすし、するは難(かた)し」ですね。

そして、この方法で練習をやってると多分、1クラがヘタって来ますsweat01

でも、それはしゃぁないこと・・です(笑)

1クラ、集中で鍛えてやってください。

大変なのはトップクラの宿命だから。

・・・

それと。。

ここのクラですが、先回、ぼくが「簡単」と書いたのですが、、

実は、吹けるモノには簡単なのですが、一般的な中学高校生には、超~ムツカシイです。wobbly

「タカタッタッタ~ラッ、タカタッタッタ~ラッ、、」

ダブルタンギングの発音と的確な進行。

また、そのコントロールによっての効果を要求されるかもしれない。

ここまでくると、クラリネットには超絶技法です。

この難しさ。吹いたことのない方には想像はできませんよ。

なので、なかなかできなくても叱らないようにお願いしますね。

(つづく)

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課題曲解説:マーチ「ライヴリー アヴェニュー」⑫

<合奏指導編②>

もう一回、イントロダクションから。

このスコアからは、なかなか見えにくいのですが、各拍のアタマに演奏ポイントがあります。

前回、書かせていただいた、「楽しさの表現」についての技法です。

音の高さや長さが各楽器により違うのですが、そのどれもが演奏ポイントになっています。

その音たちの長さ(音価)を十分に保ち、主張してみることです。

大切に、大切に・・・

それも、しっかり踏み込んだ音にしてあげることだと思います。

それによって、ここの盛り上げが成功することになります。

同時に、それが小刻みなコード変化にも活力を与え、、「楽しさの演出」に直結します。

///

レターAから。

乗りがとてもいいですね。

頭打ちと後打ちの、小気味のいい二拍子のリズムの上に、三拍子の主題が乗っています。

まさにダンスミュージックの醍醐味。

これは、実際にダンスホールでも使えるフレーズですね。

メロディーが三拍子で挿入されるときのダンス・・

これは展開の速さを意味します。

そして次への、速い、力強い動作とテクニックが展開されるところです。

(つづく)

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2011年6月 1日 (水)

課題曲解説:マーチ「ライヴリー アヴェニュー」⑪

rain<合奏指導編①>

何といっても、表題が「ライヴリー アヴェニュー」(にぎやかな街角)なわけですからね。

「楽しいよ~」「嬉しいね~」「にぎやかだ~」「明るいナ~」

つまり、こういう曲です。。

生徒にその説明をしながら、そういう音楽にしないといけないわけです。

指揮者・指導者は、この曲を演奏する中学高校生に、何と言って、指導したらいいんだろ~笑

・・・

困ったな~shock

こういうの、ぼく、不得意なんだよね最近。sad

素顔のオレは、『毎日、自分を押し殺して、家族の生活のためと思って、ひたむきに(下向いてsweat01)働いているイッパン的オヤジ』なのです。

でもね、そんなボクでも、この曲を大阪市音楽団が演奏するのを聴いて、とっても元気になれました。勇気がわいてきて、なんだか、オレももう一度頑張ってみるぞ!、、って思えたんです。

これは、演奏している方々のおかげ。

演奏によって、聴いている側に楽しさや嬉しさを伝えられたわけですよね。つまりは、演奏が成功したと言えるわけです。

みなさんもコンクール本番で音楽をやって、「何かを伝える」を目標にするわけですね。

なので、どうやって、この楽しさや嬉しさを、聴いてくれている方々に伝えるか、が審査されると思います。

では、それは、どうすれば伝わるのでしょうか??

う~ん、、、難しいワイ。。

単に、演奏する側が楽しければいいってモンじゃないのは分かるよね?

もし、そう考えてる指導者がおられたら、あんた、今後しんどいですよtyphoon

音楽を演奏するってことは、精神論ではなく、技術と実践のことだからね。

だったら、いったい、どうやればいいのん??

(つづく)

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