2010年7月31日 (土)

課題曲解説 汐風のマーチ④

少し早いのですけれど、全体のまとめをしていきます。

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ポイント①「ニュアンスの統一」

この曲、パートの中で同じリズム進行することが多いですよね。

こういう場合は、パートごとでニュアンスの統一をしてみるといいと思います。

上行と下降のパッセージも、意思統一して責めれば完成する音楽も違ってきます。

・・

ポイント②「アクセントつきの音は吹きすぎに注意」

これ、えてして荒くなりがちです。

決して弱くするのではないですが、しっかり発音しながらも慎重にいきたいです。

でも、音量は十分に、ですね。

そして、主張する音の長さの保持も大切です。

・・

ポイント③「強弱のつけ方」

この曲、強弱の周期は4小節ごとのイメージで書かれています。

< と >。

この表現の仕方、メリハリのつけ方で印象がぜんぜん違ってきます。

四分進行する曲なので、一つ一つの四分音符の音価を大切にしながら、盛り上げを作っていってほしい。

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ボク自身の時間の関係もあり、少し早いですが中締めとさせていただきます。

書く時間があったら、、で申し訳ないですが、、、そのときは『合奏指導編』を書かせていただきますね。

では~~

(一応、中締め、です・・宴会みたいやけどなsweat01

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2010年7月27日 (火)

課題曲解説 汐風のマーチ③

A~

集団でのメロディ、ハーモニー、リズムの形成。

この曲では、前半のなかでのソロはなくて、楽器群単位での動きによるTuttiでアンサンブルします。

多くの対位法が用いられ、同じ動きをする楽器どうしで音をクリエイティブしていくわけですね。

スコアを見ながら、自分たちなりのサウンドを作っていく作業が必要です。

そのなかでのアーティキレーションづくり。

これが審査ネタです。

つまり、基礎の基礎の基礎の・・、、が求められる曲だと思って間違いありません。

強弱対比、マルカートの完成、アタックポイントの統一、全体のメリハリ、スキップ(タッカ)の歯切れ・・

ポイントを挙げだしたらキリがなくなる、、、

誰もが勉強している音楽の基本、底の底を、とことん追求される。。。

その怖さを、コンクール本番(審査発表の瞬間)には、思い知らされることになるのではないでしょうか。

まずは、悔いのない演奏が出来るよう、主張不足にならないよう、日ごろの集中練習の方法を研ぎ澄まして行ってくださいね。

(つづくrain

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2010年7月26日 (月)

課題曲解説 汐風のマーチ②

イントロダクション。

3小節の意標をついた出だし。

止まっていた演者が、2拍後にはパレードの行進体制に入ってフル稼働しているようなもんやねsweat01

ここは、<4拍子X3小節>の感覚じゃぁなくて、<2拍子X6小節>のつもりで、各小節ごとのアタマのアクセントで瞬発力をつけてきびきび動く・・の態勢を、コンセプトにできていることが大切なようです。

このためには、、、やはり、この曲で実際に、「歩く」ことが必要、、なのではないかな・・

・・

それと、ここの木管の一斉パッセージ!

これね、先生が「合わせの練習してみよか?」っておっしゃるかどうか・・が問題だよね(笑

おっしゃったら最期やな~ ( ´;ω;`)ブワッ

ここの合奏練習。目も当てられない光景が、俺には浮かびます。pig

全リード楽器によるソリ。それも、エスクラからバリサクまでのこのパッセージパターンが、たぶん世の中で、一番ムツカシイのではないだろうかwobbly

合わせの練習を実際にやってみたらわかりますよ、これ。

時間をかけてでも、一人残らずスムーズに流れるように練習してくださいね。

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この3小節だけのイントロダクション・・

ぼくには、これが曲全体の構想を凝縮したもののように思えます。

リズミカルにもっていかれるパッセージの力。

具体的な、すばらしい説得力のあるパーツの数々。

曲が予告され、そして楽しみな主題が現れますよ。。。

(つづく)

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2010年7月22日 (木)

課題曲解説 汐風のマーチ①

田嶋先生、ご無沙汰しています。。

といっても、お会いしたことは一度もないのですがsweat01

しかしですね、この方には深い親愛の情を感じる、、なぜなんでしょうか??

考えてみると、3年前、ぼくが初めて課題曲解説を書かせていただいたのが、田嶋先生の『ピッコロ・マーチ』でした。

毎晩、駅から自宅までの3分間に、歩きながら口ずさんだ「ピッコロ・マーチ」。。

課題曲解説の歴史は、そうやって帰宅途中に出来たのだと思います。

毎晩、歩きながら思ったことは、「作曲者との信頼関係の中で、書いていこう」ということ。

その、一貫したコンセプトを持つことで、ここまで来ました。

そして、それを大切にしながら今回も、「課題曲解説 汐風のマーチ」を書いていくことにします。

////

今回も大編成、ですね。

これは、田嶋先生の隠されたテーマではないかと思います。

その理由を、ぼくなりに考えるのですが、、、

それは、こんなとこなのです。

中学・高校バンドでは、楽器群のバランスはまちまちのことが多いだろうし、その各学校の編成に合わせた楽譜なんて、それこそ、ないに等しいです。

田嶋先生の曲は、おおくのパートを設定しながらも、不足している楽器の補足をほかの楽器がカバーしているような、そんな気がします。

これは、「ピッコロ・マーチ」のときもそうだったと思いますし、その前の「エアーズ」のときも感じました。

結果的に、スクールバンドでの演奏には、うってつけのサウンドがし、多くの生徒に親しまれることになるのだと思います。

・・・

さて。

少し早めのテンポ指示があります。

136、ca  つまり、136くらいで、って意味ですね。

これをどうするか・・その学校のサウンド、ホールの響き、生徒の熟練度、曲想からの表現方法、、

この判断は、指導者にかかっています。(笑

(つづく)

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