2010年6月17日 (木)

課題曲解説 オーディナリー・マーチ③

テンポメイクが鍵を握る曲ですので、指定の速度を厳守ですね。

そして、それを通して「攻め」をすることですね。

サッカー日本代表ではありませんが、やることに主張を込めて『攻める』音楽をしてみてはどうでしょうか。flair

・・・・

構成としては、

note第1マーチ(A・B)~

前半はオーソドックスな和声で進行

後半ではコード変化を見せる

note第2マーチ(C・D)~

調性が多彩で、サウンドの厚さや楽器構成にも変化がつけられている

note第3マーチ(E・F)~

ゆるやかな流れの中、長調(As dur)で独自のトリオを持つ。

イギリス民謡などに見られるような、四分音符単位の進行が美しい。

note第4マーチ(G・H)~

和声的には、わかりやすく整理しやすい構成ですが、曲の収束に向かわせるとめのエネルギーがあり、またディナミクに変化が求められる。

・・

最初に書かせていただいたのですけれど、この曲って冒頭は「ドイツの軍楽マーチ」かと思わせる何かがありますよね(==);

しかし、実際には展開があり、イメージを変えていくことになります。

それを認識しながら、曲づくりしていくなかで自分の団体に合ったスタイルを形成していくといいのではないでしょうか。

変化を楽しみながら、有意義な練習にしたいです。

////

一旦、収束させます。

時間があれば『合奏指導編』を書きたいと思っています。。。

では~~

(一旦収束sweat01

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010年6月16日 (水)

課題曲解説 オーディナリー・マーチ②

この曲は、すでに多くの団体が演奏していて、「オーソドックス」「普通」といった感想が聞かれるようになってきました。

結構なことだと思います。たくさんのファンがすでにいて、コンクールにこの曲を選んだ団体が多いと聞きます。

この曲の発表が大成功となった証ですね。おめでとうございます。

・・・

さて話はかわりますが、昔から「マーチの定義」というものがまことしやかに語られてきました。

ぼくの近くでも、クラリネットの師匠のひとり・大橋幸夫先生が言っておられた定義のひとつは、『テンポの鉄則』でした。

それは、「歩けなくてはマーチではない」というものでした。一定の「ゆっくり」を要求するわけですね。

これは、ある意味では共感できるものです。

そして彼は、そのために各拍のアタマには重さや主張を要求されていたのです。

まぁ、それはごもっともな主張なので、ぼくも同意しときます。

もうひとつ、現代の日本を代表する作曲家のひとり、天野正道氏の主張をサンプリングします。

彼の主張は、「2拍子で書かれていないとマーチではない」というもの。

つまり、彼に言わせると4拍子でかかれたマーチ「ブルースカイ」は正攻法ではなく、『四つ足のマーチ』なのだそうです。wobbly

いやぁ~、、この強い主張には悩まされます。強行だから。bleah

・・・・

この論争には首を突っ込みたくないのでこれくらいにしますが(笑、、)

「オーディナリー・マーチ」は、その「テンポ」というものに大きな演奏ポイントがあるような気がします。

求められるものは、アップテンポの現代的イメージではなく、どちらかというと『レトロ』なのだと思います。

そして、それも遠い過去の「ドイツ・オーストリア」「イギリス」「アメリカ」なのかもしれませんね。

まぁ、その話は次回(ーー)v

(つづく)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年6月15日 (火)

課題曲解説 オーディナリー・マーチ①

なるほど。。。

数年前の課題曲、「ストリート・パフォーマーズ・マーチ」の作曲者であられるのですね!

それはそれは、その節は大変お世話になりました。。。sweat01

・・・・

当時のボクは、某市吹にも在籍していて、その曲をサマコンの課題曲コーナーで演奏しています。

4曲を連続演奏した課題曲の中で、もっとも充実を味あわせていただけた曲が、ぼくにとっては、この、「ストリート・パフォーマーズ・マーチ」だったのです。

だから、作曲者にも感謝しています。

それにしても、4曲の課題曲を100人編成の楽団が堂々の演奏を、それも1800人の満場の観客の前で行う・・オレもすごいことをさせていただけてたんだなぁって思います、、

当時、たのしかったな~~happy01

その年、その楽団はコンクール本番では他の曲を選んだし(結果、関西大会金賞)、また、ぼくはコンクール本番には出してもらえない身の上なので、、笑)・・結果的には、それ一回きりの付き合いですがsweat02

///////

その話はともかく。。

『オーディナリー・マーチ』のスコアを開いていきたいと思います。

・・

まず、スコアを拝見した時点での印象を書きますね。

①小編成での演奏が可能になるために書かれた曲、なわけですね。

②ドイツテンポをイメージしたような速度指示ですね。

③2拍子で書かれている・・オーソドックスな形式。

とりわけ、テンポ指示のことには興味がわきました。

この曲って、ドイツマーチを理想とし、それを目指した曲なんだろうか・・って思いました。

が、それは違っていたようです。

いくつかの曲がり角を曲がるごとに、曲想も展開して、面白い表現・モチーフに遭遇します。

あ、そのあたり、「ストリート・パフォーマーズ・マーチ」にちょっと似ているじゃありませんか。

マーチのリズムに乗った楽しい曲。

そんな運び方が、コンクール本番で出来るといいですね。heart01

(つづく)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

その他のカテゴリー

「ブルースカイ」アルトサックス練習方法 | 「ブルースカイ」チューバのためのパート解説 | ぼくのソロ演奏活動 | クラリネット | クラリネット悩み相談室 | 京都のKウインドオーケストラ創設 | 京都市少年合唱団 | 吹奏楽 | 吹奏楽 課題曲攻略のために | 吹奏楽 課題曲解説 光と風の通り道 | 吹奏楽 課題曲解説 ピッコロマーチ | 吹奏楽 課題曲解説 ブライアンの休日 | 吹奏楽 課題曲解説 マーチ「ブルースカイ」 | 吹奏楽 課題曲解説 マーチ「晴天の風」 | 吹奏楽 課題曲解説 憧れの街 | 吹奏楽 課題曲解説2007 | 吹奏楽あれこれ | 吹奏楽コンクール | 吹奏楽コンクール必勝法 | 室内楽 | 文化・芸術 | 第14回関西吹奏楽コンクール | 課題曲解説 さくらのうた | 課題曲解説 オーディナリー・マーチ | 課題曲解説 コミカル★パレード | 課題曲解説 セリオーソ | 課題曲解説 ネストリアン・モニュメント | 課題曲解説 マーチ「ライヴリー アヴェニュー」 | 課題曲解説 マーチ「青空と太陽」 | 課題曲解説 南風のマーチ | 課題曲解説 吹奏楽のための奇想曲「じゅげむ」 | 課題曲解説 吹奏楽のための民謡「うちなーのてぃだ」 | 課題曲解説 天馬の道~吹奏楽のために | 課題曲解説 汐風のマーチ | 課題曲解説 行進曲「よろこびへ歩き出せ」 | 課題曲解説 行進曲「希望の空」 | 課題曲解説 躍動する魂~吹奏楽のための | 課題曲解説 迷走するサラバンド | 課題曲解説 16世紀のシャンソンによる変奏曲 | 音楽