2009年7月15日 (水)

課題曲解説 躍動する魂~吹奏楽のための(チューバ編)

<躍動する魂~吹奏楽のための(チューバ編)>

う~ん、、、難しいですね。。。(マジっス/汗)

チューバという、普段はどちらかというと主題の流れを引き立ててくれている楽器に、その主題に入ってきてもらわなくてはなりません。

それも、ほかの金管楽器のみならず、木管たちともライン上で一つになり、同じメロディをtuttiで吹く『主役』になってもらわなければいけないわけです。

それをどうやって高校や大学のチューバたちに吹き方を含めて伝えればいいのか・・gawk

『諸君!遠慮は無用じゃ~』bansweat02

もとより、金管楽器の演奏経験のないぼくなので、もっぱら吹奏楽指導者・アートディレクターの立場からの解説になることを了承願います。

//

この曲は、それぞれの(全)楽器が重要な役割を果たしており、音を構成するにあたっての楽器の組み合わせの精巧さ、緻密さは高いレベルにあります。

また、全曲にわたって知的・・テンションを維持することでもあり、このことが、曲のテーマでもある「躍動」に直結しています。

チューバも、木管たちやほかの金管楽器たちとtuttiをしながら、掛け合いや変拍子に挑戦していくことになります。

つまり、完全に独立した「ソロ」を演じることになるわけですね。

<目指すチューバの発音>

大きい音を出そうとすると、この曲では音が横に広がってしまいます。

どちらかというと、一瞬で決められるような「クッキリ」した音を下さい。

たとえば・・針でひじのあたりを少し刺されたような音。。。

表現が難しいかな~sweat01

・・

1~

短かい音でのffですね。

これは、間延びさせず、ほかのユニゾンの金管より更に短めであるほうがいいと思います。

タッ! と、音を止めてしまいましょうね。

三十二分音符でも、それはおなじです。

10小節目からの上昇させる三十二分音符では、クレッシェンドの感じより、逆にデクレッシェンド気味に仕上げてください。

但し、アタックの音は特にしっかりアクセントですよ。

休符の音価(休んでいる間の長さ)を感じてください。

音を出す直前の、一瞬の舌の位置に注意です。発音をしっかり止めていられる場所で待機させてくださいね。

20小節目。

ディナミクを極端に発音すべきです。

ここのチューバには、楽団中、最も演出効果を期待しています。

極端に落としたところから急激に上げてください。

letter6アウフタクト~

ここも、極端なff→pです。

遠慮しないで。絶対です。

続くロングはやや大きめでお願いします。

35小節目。

このディナミクも、聴かせどころ。ここで観客席をうならせて欲しい。

letter8~

このfpでも極端にね。

ここのロングは、クレッシェンドをやや遅らせて、44小節目の2拍目あたりでフォルテッシモに持っていってね。

・・

この後からは、常にエンディングに持っていくことを念頭に「マルカート」でお願いします。

チューバも、輪郭を作ることが最優先です。

また、すべての音を、他の金管よりやや短かくまとめられれば言うことはないと思います。

すべての音で、音を出す一瞬まで、どれくらい音を止めていられるか・・そんなセンサティビティなアタック練習を推奨します。

・・・

まず、主題のユニゾンがあり、その音域の降りてくるときの主な音が、『チューバ』の役割です。

木管高音と違うのは音域だけ、です。

(チューバ編・おわり)

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009年7月 4日 (土)

課題曲解説 躍動する魂~吹奏楽のための(9)

(合奏指導編 3)

練習番号3~4~5~

このあたりの音の絡み方、非常に複雑ですね。

楽譜を読むだけでも大変な部分なのに、リズムを読み込んでメロディラインを作ろうとする高校生たちには試練の場になるかもしれない。

いくら合奏ばかりやっても、完成には程遠い・・そんな毎日が続く・・・

間違っても、そんなことにしてはいけませんよ。

・・

リズムですが、やはりここも暗記してしまうことですね。それが一番早いでしょう。

いちいち楽譜を読んでいても完成が遅れるだけかもしれません。

ありがたいことに、6の2小節前まで拍子が変わりません。丸おぼえする人にはラッキーやね。coldsweats01

そうやっておいて、個人でメトロ練習をしまくる!

2週間くらい、それをやってると、自然に曲が仕上がってくる、と。

信じられないかもしれませんが、その時点で、この曲の場合は7割が出来てしまうんです。pass

まずは、個人練習を思い切りやってみてください。

中途半端でなく、一人に一つのメトロノームを抱えて頑張ってくださいね。

正確なテンポとリズム練習が伴っていなければならず大変ですが。

・・・

この曲は、この部分だけでなく、全曲において個人練習の成否が命運を握っています。

申し訳ないのです(爆sweat01)が、ほとんどの高校バンドの場合、個人でのリズム練習(この曲の楽譜で)を徹底してやっていなければ、いくら合奏を重ねても完成はできないと思います。

それは、前に書いたように全体を4つに分けたすべての部分で言えると思います。

個人練習で正確な演奏が出来るようになるまでに2週間。

あとは、合奏でリズムとラインの統一して曲想を付ける・・・

繰り返しの合奏で慣れをつけていき、通し練習で仕上げを図る。

そのあたりで地区大会数日前・・ですね。

頑張ってください。sun

///

とても名残惜しいですが(笑)、、一旦終了として、他の曲の合奏編にいかせて頂きます。

もう一回、追加を詳しく書きたいと思っています。なんとかできれば、と・・・sweat01

(この曲は一旦、終了です・・ごめんなさい)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年6月30日 (火)

課題曲解説 躍動する魂~吹奏楽のための(8)

(合奏指導編 2)

練習番号1~2~

主題の流れは一つなんですね。

初めに、それを理解しないといけないと思います。

つまり、楽器の入れ替わるすべての場所で、メインテーマの音が変化するわけです。

音の幅(広さ)はもちろん、強さ、音色、パワー、弾ける、説得・・

そして、すべての変化にメッセージが込められています。

その、作者からの演奏意図を読み取りながら、曲を作っていくわけですね。

・・・

いいことが分かってきました。

この曲、アーティキレーションが一本道(いっぽんみち)じゃ~~(bleah

なので、各楽器の流れを統一して考え、曲想をまとめることができるんじゃねflair

①まずはゆっくり演奏して、演奏の慣れを作る。

②強弱の幅、しっかりアクセント、十分テヌート、などの基礎部分の表現を十分にできるように癖をつける。

③だんだん速く演奏・・・

④まとめにかかる~

すべてに渡って、リズム変奏練習を併用してねっimpact それ、抜かした時点で、アウトかもdown

///

この解説を書くにあたり、東京佼成ウィンドの参考演奏DVDを聴かせていただいているんですけれども、改めて言うまでもなく、上手いです。。(笑)

これは、『プロだから』当たり前なのでしょうけど。ごめんsweat01

・・

リズムバランスがとにかく上手いです。

トロンボーン、ホルン、ファゴット、テナーサックス、それに打楽器群。このあたりは古参のメンバーの方々も多く、伝統は受け継がれているのでしょうね。

なんだかボクが知っている80年代のサウンドを思い出します。

当時は、小規模な編成で演奏することが多く、あちこちで「アウトリーチ活動」をやっていましたね(笑)。そのころまでは、ぼくはTKWOをしょっちゅう聴いていました。

とにかく、リズムのカタマリ。(笑)

八分、十六分、三十二分。その断続だけでも相手を納得させ、聴衆を虜(とりこ)にする実力。

そんな佼成を、今回のDVDでは彷彿とさせられます。

世界一のリズムセクションは健在ですね。

(つづく)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月29日 (月)

課題曲解説 躍動する魂~吹奏楽のための(7)

(合奏指導編 1)

アルペジオの練習方法は、以前書かせていただいたバンドジャーナル五月号必見です。

なんども言いますが、あの方法以外の練習方法は、時間のムダだったりします。crying

・・

クラとフルートの、2と1は掛け合いなのですが、チェンジブレスの要領でこなしてください。

同楽器同士が対等な音量であることはもちろん、この二つのパートがパッセージを引き継ぐジョイント部分はレガートで繋ぐように仕上げてください。

それがうまくいくと、この各々2パートだけで、速い連符のパッセージと八分音符が独自に浮かび上がってきます。

ここは、そういうふうに聴こえさせる目的であることに気が付いておいてください。

基礎の完成させた学校バンドだとけっこう整理されたサウンドになると思いますが(笑)、一般的な学校バンドだと・・・普通は荒れた音にならないかを懸念します。

それ以外の木管が八分を入れますが、こちらのほうは音を十分に伸ばして、しっかり切るようにしてください。

「音を置きに行く」ように処理しながら吹くことがポイント。

・・・・

1~

さあ、第1テーマが現れました。

この難しいリズムの克服が条件なのですが、やりかたとしては32分連符と休符を単純に読み込んじゃうことですね。

国語でいうと、「棒読み」しちゃうことです。

それにはまず、ゆっくりから初めて、何回も反復することですね。

小刻みな変化に対応するには、

①音を太くしっかりさせすぎないこと。

②しっかり切ること。

③音符の長さを十分に保持して、決してあせったような印象を与えないこと、などです。

そして、

④マルカートで仕上げる

⑤強弱を十分につける

なども前衛的な、この曲のような音楽には特に重要なファクターだと思います。

(つづく)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月28日 (日)

課題曲解説 躍動する魂~吹奏楽のための(6)

<スコアをもう少したどります>

練習番号1~

このあたりになると、この作者のコンセプトがより分かりやすくなってきますね。

複数の楽器が集団で一つの主題をたどっていく・・・

統合、分散。そんな動きに見える。

そのなかからテーマの受け継ぎする楽器群と、掛け合いの形をとりながら協調する中低音のたて分けがされます。

横の流れとしては、すべての楽器が同じ方向を向き、同じ主題のなかで分業しているわけなんですね。

・・

練習に役立つように、曲をいくつかのブロックに分けてみたいと思います。

①冒頭~

②練習番号6~

③練習番号8~

④練習番号13~

、ほぼ、前衛的といえる曲ですので、組み立てや進め方にこだわりはないようなのですが、一言で表現すると、螺旋(らせん)状に進行する即興曲だと思っていいのではないでしょうか。

つねに、生理的なひらめき、主観の身軽さ、動物本来の持つ野生の生命力に、現代の人類が培った、時間と文化を瞬間に重ねたような・・

う~ん、、、作者のおっしゃる『知性』のイメージを感じる。

(つづく)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年6月26日 (金)

課題曲解説 躍動する魂~吹奏楽のための(5)

<スコアをたどって少し説明を>

序章

アルペジオから始まります。

作者が「有機的」という表現をされていますが、この木管のアルペジオは、まさに、曲を有機的に進めさせるための「こやし」ですね(爆rain

・・・ゴメンpunch ←イテー

あの、つまりね、、、汗

有機的→ 有機農法→ こやし

し、失礼しました。。。sweat01

まぁ、それは大阪のオヤッサンらしい・・

いやー、ホンマにギャグがヘタでゴザイマスんで、こうなったら池辺晋一郎先生に弟子入りして上手いジョークを勉強したくなってきま・・・

あ~それで思い出しましたが、この曲の作曲者は池辺先生のお弟子さんなんですね!

どおりでギャグ、じゃなかったアルペジオの手法なんか上手いワケです。師匠譲りなのですね。

^^

それはともかく。

このアルペジオ。。。

イントロとして直後に登場の四分音符群の、まさに「こやし」になっているではありませんか。

それだけではなく、中盤までの部分の、斬新で独想的なつなぎとして、曲のイメージづくりに見事に貢献しています。

ここは、重大な審査対象区域ですね。

・・

先日の練習方法、覚えていただいてますか?

ここ。曲の冒頭での正確なアルペジオの演奏で、どれだけ加点されるだろう・・

その重要度を、指導者がどれだけ感じられているのかが問われるのかもね。(笑

それが最大の課題かもしれませんね。

う~ん、、、それが問題だ。shock

(つづく)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月25日 (木)

課題曲解説 躍動する魂~吹奏楽のための(4)

<特徴を知る>

まず、独特の流れがあることですね。

基本的に、1本の根幹の流れ(主題)がまずあり、それは曲の終盤まで持続されています。

//

昨年の課題曲「ブライアンの休日」の内藤淳一先生が、なにかのメディアで語っておられたと思いますが、内藤先生の場合は、作曲に当たってはメロディを考える場合、並行するリズム・和音を思い浮かべられたそうです。

ところが、この曲の場合、主題は曲の終結まで、ほぼ一本化され、いわば単独楽器による独奏的なイメージで進められ、全楽器による協奏的構成がされているようです。

これは、この曲を演奏するにあたり考慮されるべきだと思います。

そういう意味で、音楽の三要素(リズム、メロディ、ハーモニー)のなかで最初に着目すべきは『メロディ』:でしょう・・・

あとは、それをどうまとめるか、ですね。

ただし、この曲のそれは、難しいかもしれません。

多くのパートが、それを受け継ぎながら集団でライン移行させているから、持続が難しいのです。

そのために、受け継ぎのジョイントでは入念な合わせが必要になると思います。

・・

また、その主題の流れは、あるときは持続しながら帰結し、また始まったかと思うと回帰し、また終息を思わせるといった、繰り返しを演じています。

それも、ほとんど全体合奏のなかにおいて多角的に、全楽器的に映し出され、また常に抒情詩として粘り強い内面を描写しているようです。

演奏技術の上で(精神論的にではない!)、持続させる集中が必要ということですね。

それは、フレーズごとのそれではなく、曲が終わるタムの音が完全に消えるまで、という意味だと思います。

(つづく)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月24日 (水)

課題曲解説 躍動する魂~吹奏楽のための(3)

<主な練習方法>

これについては今回、理想的なMethodが発売されていますので、ぼくからは言及しようにもできません。(恥ずかしくて/笑sweat01

その参考文献は、、、

『バンドジャーナル2009年五月号・46ページ』です。

これは見てください。絶対に!

佐藤正人先生による「コンクール課題曲を解剖する」のⅤは、練習方法がたっぷり書かれ、氏自身のノウハウが込められています。

そのなかでも、『譜例1』・・・もし、これをしない団体さんがいたら、ご自分のバンドの知識不足を恥じるべきだと思います。(笑

今年の課題曲Ⅴを他人に聴かせるのはヤメテクレsweat01

<完成へ一番の近道があったとしたら>

それは、東京佼成WOのをコピーすることです。

この曲は、超難易度の曲でありながら不思議にも、基礎演奏能力のあるバンドであればどのバンドにも演奏できるように書いてあるように見受けます。

(いやぁ、これは作者からのサマープレゼントやなぁ~笑)

また、佼成もそれを見抜いていて、仕上げをオーソドックスな範疇でまとめているようなのですね。

つまり、参考音源に近い状態にまとめられれば、そのあとに自分達の特徴づけをしやすいように演奏してくれているようなのです。

(これも佼成からのプレゼントなのかな?)

このような現代曲にあっては多くの場合、各フレーズをまとめる「スパイス」が要求され、その度合いが重要なのですが、佼成は、その特徴づけの方法を演奏団体にゆだねているように思えます。

また、先日書かせていただいたように、この曲は、一般的な高校バンドでは、スコアからだけでは曲の完成には時間を要しすぎます。

なので、ここはまず、佼成の演奏をそっくりコピーすべし!それが第一段階における、完成へ一番の近道だと思います。

(つづく)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月23日 (火)

課題曲解説 躍動する魂~吹奏楽のための(2)

つい先日、JBAの関西支部の先生方が集まられた折、今年の課題曲についての意見を交換する機会がありました。

実は、そのときの約20名のうち、課題曲Ⅴを選択される団体は、お一人だけでした。

選択肢にされない中学部門の先生方も多数おられ一概に言えませんが、それにしても、少ない。。。

課題曲Ⅴの『難曲の伝統』は今年も健在なのでしょうか。(笑

・・・・・・

この曲をされる場合のメリットや目的のことを考えてみますと・・・

①ライバルが少なくてすむ。

②生徒の奮起(精神的な)を促す。

③難曲にいどむことでの(技術的な)レベル向上を狙う

④現代曲演奏の経験をつけさせる

⑤サウンドとして、そのバンドの特徴に合っている、、etc.

こんなところが多いのではないでしょうか。

ぼくの少ない吹奏楽指導者としての経験(2団体が関西大会進出)から思い出し振り返って見ますと、考えられるのは、このなかでは②と③です。

Ⅴを選択した場合、僕の場合は生徒達に言うかもしれません。

『大丈夫や、君らやったらできるで。心配すんな!』

・・

吹奏楽顧問や講師の先生方は、苦渋の選択をされ吹奏楽コンクールに挑まれると思います。

それは、生徒の教育的角度もありますが、音楽的難易度への挑戦、練習成果の獲得、やりがいや満足感、達成感など、いろんな要素の板ばさみだと思います。

それらをうまくクリアされての課題曲決定されるわけですね。

なんとか、完成をさせたいですね・・・

ぼくのほうも、見ていただける団体は少ないかもしれませんが、自分なりに全力で解説に挑みたいと思います。

・・・

さて。

基礎をクリアしている団体であれば、この曲は必ず完成できます。

反面、基礎能力のできていないバンドであれば、たとえ100年かかっても、まともな演奏をすることは遠い。

八分音符の進行・リズムそのものの精度・アタックの質・的確なアーティキレーションメイク・・・

基礎のできている・出来てないの「差」。これが認識できているかどうか。それが演奏評価の、100かゼロか、を決めます。

取り組んでいるのが「音楽芸術」だけに、それは、曲げられない普遍的原則ですね。

(つづく)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月22日 (月)

課題曲解説 躍動する魂~吹奏楽のための(1)

作曲者自身によるレクチャーから拾ってみることにします。

連盟の刊行物の引用ですので、ヨロシクsweat02

著作権上ヤバいようなら、当の全日本吹奏楽連盟からクレームされると思いますが。。。まぁ、その時は受けて立たないで、素直に謝りますね。(笑

・・

「まず重要なのは音楽の持つエネルギーを感じて演奏することだと思います」

実は、この曲を読んでいくうちに、ものすごいエネルギー消費に見舞われました。

ぼくの演奏家人生の中でも、こんなことは余りありませんでした。

(前回あったのは、はるか過去・・某、独奏コンクールの決勝舞台だったかもしれないなと。)

曲を克服(完成)することって、実は命がけなのですよ。

必死にやってみても、設定されている出番(演奏会)に間に合うかどうかの、一か八かの「命がけ」の完成作業。

それに似たことを、この曲の作者はスコアのコメントで、前提として言っているのだと思います。

・・

プロ・トップアマチュアを問わず、またこの曲のみならず、実はすべての難曲に相対するとき(課題曲にとどまることなく、曲に挑んだとき)、それは最重要な克服課題なのです。

それが、中学高校生の参加するイベント、吹奏楽コンクールでも、この課題曲で必要とされますよと、この作者は断言しているわけですね。

(中学の部では、この曲は選択曲になっていませんが)

そのことを、改めて、最初にスコアの注釈で念押ししています。

これはスゴい事だ・・と思っておいてくださいね。

この曲をされるみなさん、覚悟は大丈夫?

//

最初に言っときます。

曲が理解できていますか?

基礎演奏スキルはありますか?

ちゃんと八分進行できるリズム感覚は持ち合わせていますか?

それがないとボロボロやで。

いや、ホンマsweat01

(つづく)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

その他のカテゴリー

「ブルースカイ」アルトサックス練習方法 | 「ブルースカイ」チューバのためのパート解説 | ぼくのソロ演奏活動 | クラリネット | クラリネット悩み相談室 | 京都のKウインドオーケストラ創設 | 京都市少年合唱団 | 吹奏楽 | 吹奏楽 課題曲攻略のために | 吹奏楽 課題曲解説 光と風の通り道 | 吹奏楽 課題曲解説 ピッコロマーチ | 吹奏楽 課題曲解説 ブライアンの休日 | 吹奏楽 課題曲解説 マーチ「ブルースカイ」 | 吹奏楽 課題曲解説 マーチ「晴天の風」 | 吹奏楽 課題曲解説 憧れの街 | 吹奏楽 課題曲解説2007 | 吹奏楽あれこれ | 吹奏楽コンクール | 吹奏楽コンクール必勝法 | 室内楽 | 文化・芸術 | 第14回関西吹奏楽コンクール | 課題曲解説 さくらのうた | 課題曲解説 オーディナリー・マーチ | 課題曲解説 コミカル★パレード | 課題曲解説 セリオーソ | 課題曲解説 ネストリアン・モニュメント | 課題曲解説 マーチ「ライヴリー アヴェニュー」 | 課題曲解説 マーチ「青空と太陽」 | 課題曲解説 南風のマーチ | 課題曲解説 吹奏楽のための奇想曲「じゅげむ」 | 課題曲解説 吹奏楽のための民謡「うちなーのてぃだ」 | 課題曲解説 天馬の道~吹奏楽のために | 課題曲解説 汐風のマーチ | 課題曲解説 行進曲「よろこびへ歩き出せ」 | 課題曲解説 行進曲「希望の空」 | 課題曲解説 躍動する魂~吹奏楽のための | 課題曲解説 迷走するサラバンド | 課題曲解説 16世紀のシャンソンによる変奏曲 | 音楽