2009年7月23日 (木)

課題曲解説 マーチ「青空と太陽 」合奏指導編②

<課題曲解説 マーチ「青空と太陽 」合奏指導編②>

E~

4小節ごとの変化をしっかり表現してくださいね。

第1マーチの再現が4小節、その次の4小節が変化を伴うレガートラインです。

強弱を念入りに練習しておいてください。メリハリをディナミクでつけるところ。

44小節目、八分音符の展開が滑らないように拍のアタマの音を少しテヌート気味にしてみることですね。

ペット、ボーンのファンファーレでは、センセーショナルにお願いします。

冒頭よりむしろ強いくらいのほうがいいかもしれません。

・・

Trio~

非常にベーシックなコードを使っているので、音程に気を遣ってさえすれば綺麗にハモると思います。

伴奏グループ。ここでは常に、第3音が高くならないよう気を配っていてくださいね。

そして、八分音符を感じて演奏することが必須。スタッカート練習しましたか?

レガートについては、本編をみておいてくださいね。

・・・・

Hアウフタクト~

後半への盛り上げの箇所。木管と金管との対比が1小節ごとにあって、掛け合いしていることに注意してください。

Cあたりとの違いは、曲の展開部にあるために主張をより加えることです。

・・・

I~J~

対旋律のユーフォニアム・テナーサックス、フルートでは、テンポキープした上で、まごまごさせずに推進してくださいね。

メロディについては本編を参照してください。

・・

K~

木管の一斉パッセージは、あくまで合わせが目的なので、音形を横に広げないように。

芯のある、かつ伸びのある音を作ってくださいね。

吹きすぎないように、かつダイナミクスを遵守してください。大きい音と小さい音との差をつけてください。

そして、ここでも音程が浮かないように、日頃からトレーニングしてください。

健闘を祈ります!!

(おわり)

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2009年7月22日 (水)

課題曲解説 マーチ「青空と太陽 」合奏指導編①

<課題曲解説 マーチ「青空と太陽 」合奏指導編①>

全曲にわたって、この曲は音程の保持が大切だと思います。

曲想がオーソドックスなこともあって、ややもするとズレがち。

そうすると、いっぺんにオーケストレーションが乱れてしまいます。

この曲を演奏する団体が大変多く、各地で激戦になります。

なので、こういった基礎的な音程に欠点があると全く評価されなくなりますよ。

特に、冒頭では金管中心にピッチが浮くことが懸念されます。

念入りに合わせておいてください。

本番前の15分が勝負の分かれ目です。

・・・

3&4小節目のスラーを終結させる音ですが、すっきり効かせてくださいね。

残響を残し過ぎないように。

四分音符・八分音符が滑らないようにすることは、ここでの必須です。

・・

A~

八分音符は、跳ねながらのスタッカート奏法です。

軽く・明るく・自然な音出しをしてください。

リード楽器は、特に重い音のする厚いリードは避けることが絶対条件です。

固いリードを使用するクラ奏者は第2列第3列に下げること。

また、全体パートで中低音の進行、頭打ちと後打ちが正確に噛み合うようにさせてください。

特に後を打つ低音を、やや強めに打つと曲を気持ちよく進めることが出来ると思います。

主題のレガートですが、音の変わり目を繋ぎながら、輪郭をしっかり出してください。

C~

木管と金管の問いかけの応酬です。

ここでは、ディナミク。クレッシェンドが大切です。曲の流れを感じて吹きすぎないように。

28小節目から一気に駆け上がって第一マーチに戻してください。

「戻る」のでなく、「戻す」の感じで演奏してくださいね。

演奏者側の主張で、曲をいちから作っていく感覚が必要です。

受動的にならないように。

中盤では、リズムが転ばないように全員で気をつけてくださいね。

(つづく)

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2009年7月19日 (日)

課題曲解説 マーチ「青空と太陽」トロンボーン編②

<課題曲解説 マーチ「青空と太陽」トロンボーン編②>

D~

第一マーチの再現です。

全体的には、曲の最初のころに戻るイメージなのですが、トロンボーンは違いますよね?

ロングトーンを引っさげて、みんなのtuttiに乱入してるような・・sweat02

ハーモニーづけをして、みなさんを支えているという、この使命感。。

は~ん、、、これは相当のプレッシャーですな。rain

・・

mfなのですが、そんなに強くなくても聴こえるよね。

最低限、ホールの最後部に届けばいい音量は確保するとして、バランスとしては強くなりすぎないようにお願いします。

ほかの全パートが動いているので、ボーンは音量を気にしないで、安定的なコードを鳴らしてください。

高くとらないようにねヽ(*≧ε≦*)φ

ポジションを近くしがちなのを堪(こら)えてな~~wobbly

・・・

十六分音符からの「タカター」は、主題と掛け合っていると思ってください。

音量は小さくても、しっかりした輪郭で音を作ることが大切です。

・・・・・

Eの前の小節

八分音符をスタッカートで、歯切れよく発音すること。

走らないように。

これは、非常に重要なオブリガートです。

E~

四分音符が速くならないよう歯止めをかけてください。リズム的に余裕を見せること。

絶対に前のめりな印象にならないようにしてください。

そして徐々に、後半へのブリッジとして盛り上げを図ってください。

音量もアーティキレーションも、表現の幅をだんだんに大きくしていくことです。

F~

華やかなファンファーレを鳴らす。

こういうとき、トロンボーンは、「細い音」で強く吹くと、客席には華やかに聴こえますよ。

Trio~

必須は、小節の1拍目のウラでアクセントを効かせることです。

重くなることなく、曲のリズムを作ってください。

3&4拍目のウラの八分音符では、鋭くスタッカートさせながら切る!

すべて、ひとつ一つの音を切りながら、確実に進んでください。

・・・

L~

ここも、音を突っ張ってください。

特に、符点四分音符は、音を切りながら跳ねる感じでね。

確実に突っ張る作業ですね。

101小節目~

この後も、十六分音符では主題との掛け合いを演じ、とても貴重な働きをします。

印象的に、そして大切にね。

~終盤まで。

全般的に、ホルンと同じで音程の浮きに注意です。

また、リズムの中心にいるので、八分音符と十六分音符を滑らせないこと。

逆に、じっくりタイプの「テヌート奏法」にするくらいが、ちょうどいいのではないでしょうか。

いずれにしても、メリハリを重要視しながら、張りのあるエンディングを飾ってくださいね。

(トロンボーン編・おわり)

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2009年7月18日 (土)

課題曲解説 マーチ「青空と太陽」トロンボーン編①

<課題曲解説 マーチ「青空と太陽」トロンボーン編①>

冒頭部分。

トロンボーンの3つのパートが、しょっぱなから重要なコード展開をします。

A-dur   1小節目2拍目~

As-dur  2小節目~

Ges-dur 2小節目2拍目~

正確なハーモニーコードを鳴らして、ほかのすべてのパートを支えてほしい。

全体の流れを担い、第一テーマが現れるまでを牽引する役割です。

ここの場合、まんなかのパート(第2トロンボーン)を高めにとらせる指導者が多いと思いますが、、

他のパート(特に木管)との調和のことを考えると、この場合は「第1および第2トロンボーンを低めに」取ることをお勧めします・・・

そのわけは、、、まぁ、実際に試してみてください。

・・・

3&4小節目。

この打ち込みは、長すぎないようにお願いします。また、四角い音ではっきり下さい。

・・・・

C~

次のDまでの8小節間が第2マーチですね。

前半の4小節はほかのリズムセクションとともに曲を進行させます。

ここは、低音楽器の真骨頂を聴かせるところ。落ち着いてアタックしてください、

滑らすことなく余裕の八分音符を打ち込むこと。

後半の4小節では、同じ考え方で作られたモチーフながら役割が一転しています。

説明が少し難しいのですが、演奏者側の理解のための説明として述べれば・・ユーフォ(副旋律)のオブリガートだと思ってくっきり吹くと、役割を果たせるのではないでしょうか。

ユーフォニウムと歩調を合わせる、たのもしい前進・・の感じですね。

他の楽器がいなくなって音量が少ないわけなのですが、しっかり聴こえさせる演奏法をとってくださいね。

音量をあまり気にしないで、マルカートで丁寧に仕上げてください。

(つづく)

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2009年7月15日 (水)

課題曲解説 マーチ「青空と太陽」ユ-フォニウム編

<課題曲解説 マーチ「青空と太陽」ユ-フォニウム編>

2小節目。

この全音符は、ホルンとのユニットだね。

補足してあげると同時に、曲を力強くスタートさせてあげるためのようなロング。

低音部の総合的な音を聴かせる意図もあるように思います・・

正確な音程をとってください。浮かないように。

この瞬間、この曲の最終盤のサウンドをほぼなぞっているようです。

最初に言うのもなんですが、ここのサウンドはあとで対位法に使いますよ(笑

まぁ、いま言っても仕方ないんだけれど。。。

・・

3&4小節目。

この打ち込みは、やや短めに。また、四角い音ではっきり下さい。

B~

美しい対旋律です。

世間で言う、『美しさ』って、どんなのを指しますか?

美しい花・女・色・心・風景・音楽、、、

ぼくが思うに、たいがいは「控えめで、寡黙(かもく)」なんだね。

あまり目立つこともなく、しとやかで、やわらかで、控えめ。

そんなイメージの演奏であれば、ここの美しい対旋律は成功なんだと思う。

レガートは曲線・・しかし音の変わり目はスムーズに。

テンポはしっかり・・たゆむことなく進行させる。

・・

ジャズの演奏法に、「サブトーン」というのがある。

これは、普通に歌う「ノーマルトーン」に対して「影」であり、控えめな音で演奏する方法です。

それでいて、客席にはしっかり聴こえさせる・・

そんなイメージで響きを研究してみてください。

自分ながらの演奏法でいいのですよ!

(「サブトーン」は音量を落とすことには関係ありません)

それと、ここは起承転結を2小節ごとにつけて演奏してください。

出す・再び出す・考えながら進む・まとめる

そんな4段階だけでも理解できると、曲を唄うことができるかもしれません。

いずれにしても、表現を自分の思っている以上にしっかり、オーバーなくらいつけられれば成功だと思います。

・・・・

C~

ユーフォの得意な音形ですね。

そんなに強くなく、歯切れを少し利かせながら他の楽器と歩調を合わせる・・

音量を出しすぎることなく、休符のあとの四分音符を十分に跳ねさせてください。

その小節の3拍目、および次の小節のアタマは少しアクセントをつける感じがいいと思います。

・・・

C5小節目~

レガートでの唄です。

ここは、少しヴィブラートがかかるといいですね。

チリメンでもいいし、音の不安定で、揺れて聞こえているのでもいいです(笑)

音程を、「やや低いほうに落とす」から始めるヴィブラートだと、練習次第でいけるかもしれません。

E~

全出の動きです。奏法は同じ。

しかし、ここは後半へのブリッジなので、盛り上げを図ってください。

デクレッシェンドとクレッシェントを、少し極端にほしいくらいの場所です。

ここは、冒頭の回帰。支えの全音符が重要です。正確に。

47小節目は強くなりすぎて重くならないようにお願いします。

がんばらなくってもいいです。

ただし、十分にメリハってね(笑

・・

H~

ここも重くなる場所ではありません。ひとつ一つの音を切りながら、確実に進んでください。

I~

ここも、最高に美しいレガート。

ぼくは、ここは、テナーサックスと5:5の音量で助け合えないものかと思っています。

そうすることで、おただいに精神的に余裕ができるのではと・・・

譜記はp(ピアノ)ですが、そこまで落とす理由をあまり感じません。

ちゃんと突っ張りながら、しっかりした音で進行してください。

そうしないと意味がない。

また、ディナミクの変化をしっかり付けてください。

少しくらい、オーバーになってもかまわないですから。

・・・

L~

確実に突っ張る作業を、低音楽器の一員として行います。

テナーとともに、ここでは、「音の芯」の役割ですね。

ふやけた、膨張したような音を出さない決意がいる。(笑、、

101小節目~

低音楽器としてライン参加します。

音程の浮きに注意です。

曲の方向性・バランスを理解しながら、張りのあるエンディングを飾ってくださいね。

・・それにしても、この曲の作者。。。低音金管の知識に長(た)けた人のようです。

ユーフォの、いい音が発揮できる好作品ですね。up

(Eu編・おわり)

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2009年7月11日 (土)

課題曲解説「青空と太陽」ホルン(2)

<課題曲解説「青空と太陽」ホルン(2)>

H~

またまた、佼成のDVDで観察記録から。(笑

このあたり、佼成のホルンって音量をかなり抑えているんですよね・・

何らかの指示があったのかな。

伴奏グループのラインも多く、少し整理したのかもしれないと思います。

それによって他の3つほどの動きが鮮明には確かになっている。

しかしな~、、せっかくホルンの特徴を出せる伴奏ラインなので、しっかり出して欲しいです。

特にここのホルンの四分音符と、八分音符の動きには、曲を進行させるためのエッセンスが込められているんだと思いますので・・・

(でも、なんで音量を絞ったんだろう?)

・・・

Jアウフタクト~

ほかのパートのパッセージを下から受けてあげながら、上手にクレッシェンド。

ホルンらしい、懐(ふところ)の深い仕事ですね。

ここは打楽器あたりとの連携の意味も深く、ダイナミクスにも注意です。

決して、むやみに「抑える」わけじゃないです。

必要な音量はしっかり出す!そう念じて演奏してください。

・・

コードをうまくハモらせてください。

よく、『響かせて』・・って指導される先生方が最近増えました。

確かにそのとおりだし、響きが欲しいわけなのですが、、、

でも、中学高校生の場合、意味がほとんど伝わらないのではないですか??

それでは音量低下、意味不明によるウヤムヤ。そんなことがおこらないともいえませんので、ここは「しっかりハモらせよう!」の号令のほうがしっくりくるんだと思う。

「ロングだし、あまり出すと怒られるんじゃないか。。」(笑)そんなことない。しっかり出すもんは出そう!

関西の、あるプロ演奏家(ホルン)が言っています。

(昔、少し一緒に活動した事のある方。)

『ホルンは(楽器の)王様です!』

・・まさに、そのとおりなんです。(*^-^)

そのわけはいっぱいあると思いますが、この場所で例を挙げれば、ホルンにしか出来ない音を発し・リズム効果を上げ・決定的アタックを客席に届け、、

この曲の楽譜が、まさにそれを要求しているんですね。

後半も、ホルンにしか出来ない仕事が満載です。

・・・

K~

後(ウラ)打ち。ここも、ホルンならではの音と、リズムセクションの醍醐味を醸(かも)してくださいね。

むやみに短くするのでなく、余韻まで計算に入れた、整理された切り方・・

音量を絞ったりする必要もなし!ちゃんと、聴こえるように出せばいいんですよ。

そんな慎重であり堂々とした「音」にしてください。

萎縮しないように。

・・

M~終盤

音のカタチのことを意識してください。

ムダに膨張させないように気をつけてくださいね。

固い、まとまりのある音なら、音量がなくても後ろの客席まで浸透します。

アタックは、合わせる必要はありますが、より「強く・大きく」出す必要はありません。音量バランス的には、サックスやクラに匹敵すればいい程度です。

//

音量バランス的には、サックスやクラに匹敵・・の意味~

この曲だけでなく、多くの曲全般において、それはいえると思います。

ホルンの音色は、木管でいえばクラ・サックスのように中庸でやさしい印象があります。

そのため、彼らとの音量バランスを図る意味も、考えられると思いますよ。

お互いに、十分に唄いながら協調・競演、、、の構図。

クラ・サックスは前列にいて、ホルンとしてはバランスをとるのは難しい作業だと思いますが、彼らの音と平衡する「リズムセクション」として、重責を果たしてくださいね。

これは、クラ・サックスをやってきている一人としての、念願かもしれません。

がんばれ、全国のホルン!!

~佼成のホルンさんもますます頑張って下さい。sun

(ホルン編・おわり)

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2009年7月10日 (金)

課題曲解説「青空と太陽」ホルン(1)

<課題曲解説「青空と太陽」ホルン編(1)>

冒頭のグリッサンドですが、「ウルトラセブン」のように吹くといいそうです。

四国の某中学校の先生がおっしゃったそうです。(笑)・・

う~ん、、、なるほど・・それはいいfull

ぼくも、「ウルトラセブン」世代の一人ですので異存ありません。

(わーい、もらっちゃおflair

//

ここは、音程に注意してください。

あがった音の定まりが大切。

金管の場合、1オクターブのグリスだと中学高校の場合は大抵、高いです。

低いのではなく、高いです。

また、ロングしている間にまた浮く傾向にあるようです。

うまい、と聴く人に言わせるには、音程が正確であらねばいけませんね。(笑

・・・

4小節目の四分音符。

あくまで軽快にね。

『硬い・大きい・太い』イメージのアクセントではありませんヨ。

強くは欲しいですが、押し込み過ぎないようにお願いします。

A~

あとうち。

しっかり吹くこと、短かすぎないこと、音程を高くとらないこと、です。

淡々と、でいいです。また、安心してください、十分聴こえますから。

12小節目のシンコペの音はやや長め(テヌートぎみ)にしてくださいね。

16小節目のデクレッシェンドは極端にしてみましょうか。

小節のアタマから思い切って落としちゃう感じ。

C~

第2マーチ。

十六分をマルカート&スタッカートで、しっかり吹く。崩れないように。

符点四分音符を短めにしたほうがまとまるかもしれない。

Dの前2小節も、過度な「強さ」はいりません。ただし、しっかり(マルカートで)吹いてください。

・・・

D~E~

ここも、あとうちで先ほどと同じです。

但し、今回は徐々に盛り上げをしていく雰囲気が必要ですね。

だんだん、後半ですよって感じさせていくわけですね。

演奏者もそうやって盛り上がっていきましょうね。

・・・・・・・

Fのパオ~も、先ほどとおなじで、高めをとらないこと。

逆に多少、低めくらいのほうが定まりがつくと思います。

半音の、もう半分くらい低めを狙ってみてください。

Trio~

つまりGですが、これははっきりした試しです。ホルンの力が試されています。

佼成のDVDのホルン。見物catface

一音ずつ、音程が浮かないように口をべらべらに開けながら吹いてるような映像に見える。

それも、テクニックなんでしょうね。

見てたら楽しいよ(笑

(つづく)

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2009年7月 6日 (月)

課題曲解説「青空と太陽」テナーサックス②

<課題曲解説「青空と太陽」テナーサックス②>

F3小節目~

ブリッジ。Trioに繋ぐところ。

サックスの下のドは、中には出にくい楽器があると思います。

バランス調整を楽器屋さんにしていただいて、音が出せる状態にしておくことが望ましい。

学校の楽器だと、なかなか楽器屋さんに見ていただけないかもですが、先生に相談してから必ず調整してもらってください。

(教員の方の中には、この音の出ない原因が生徒側ではと疑う方もおられるのですが、まずは調整に出してみてください。十中八九、原因は楽器です。)

・・

ここの下のドは歯切れよく、強く出してしまって、あとはだんだんディミニエンドなのですが、最初のドをはっきり欲しい!

そして、この小節の前半では音量は落として欲しくありません。

曲を転換させる働きが、このスキップに秘められているからです。

それと、ここでテナーのドと同じ音域で吹いてる楽器がほとんどないんだよね・・

なのでしっかり発音することはとっても重要。

そして音階で駆け上がるのですが、しっかり切りながらでないと、高音木管と調和しないですよ。

音の輪郭をあまりぼやかさないことですね。

・・・・

H~

ホルンとともに、キメる場所ですね。少数派ながら、とても大切な打ち込みになる。

ぐらつかせないように、四角い音を立ち上げてください。

I~

前に出てきた部分の再現です。前と違うところは、曲の後半なので、やや盛り上げ気味に持っていくこと。

それを意識してください。

Kの前~

盛り上げ全開です。

ただし、ここで吹きすぎないように。リードに負荷がかかりすぎるとエンディングでうまく鳴ってくれないかもしれませんよbleah

・・

K2小節目~

走らないようにね。

ここのテナーは、走る人が続出の箇所でしょう(笑。。

一音いちおん、置きに行くくらいの感じで慎重に鳴らしておいてください。

エンディングに息のスピードを残しておく。(爆)

・・・・・

L1小節目の2拍目は、短めに切ると他の木管と合わせられるでしょう。

こういうステップはテナーには多少難しいですが、しっかり歯切れよくお願いしますね~

M2小節前は、ここもしっかり落としましょうね。

曲の中で、一番のメリハリの部分です。

M~

ここのテナーサックスは、バリチューやホーンセクションとの連携を考えるといいですね。

完全に「同化」させるイメージ。

決してテナーサックスだけの単独音が耳に残らないように・・・

うまくtutti音ができればいいですね。

アタックを合わせる作業を、分奏でしっかりつくっておいてくださいね。

では~、、、がんばれ!!

(テナーサックス編・終わり)

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2009年7月 5日 (日)

課題曲解説「青空と太陽」テナーサックス①

<課題曲解説「青空と太陽」テナーサックス編①>

3小節目~

ここは、高音木管たちの最低音部分を固める意味の音を出すことが使命ですね。

バリトン音域での動きでないので、他の木管たちとの一斉パッセージを十分に楽しんでください。

常に、ハーモニーを意識して練習していると、自分のパートの音量がいかに重要かということがわかってくると思います。

シの音が残り過ぎない程度にプッシュし、レを控えめにすること。

ソの八分音符はやや短めにお願いします。

アクセントを突っ込まないように!軽くイナす感じがいいですね(笑

・・

B~

この裏旋律は、四分を滑らさないように。とくに小節の最初の音はすべてテヌート奏法のつもりでね。

レガートを溜めすぎないように。ユーフォよりゆっくり移行させるつもりでやってみて。

八分音符を心の中で常に感じて演奏すること!本番もですよwink

・・・

16小節目。

この小節の最初から弱い音にして(急に落としちゃう)、デクレッシェンドを効かせるといいかもしれません。

佼成さんは多分それを意識していたと思います(笑

17小節目のアタマと2拍目のウラの八分は重要ですね。シンコペーションって知ってる?sweat01

ここはコントラストをつけてくださいね。弱い音と強い音の差をしっかりってこと(o^-^o)

C~

中音域の核やね。

十六分音符のタンギングは重くならないこと。

できなければ、裏の音はパスしてもいいかなthink・・

タンギングは明確にほしいですが、ホルンとピッタリあわせてください。

吹くからにはそれが条件です。

25小節目から。

これまた重要なウラ旋やねgood

慎重で、美しい聴かせどころが要求されているよ。

ここはドッキリするくらいのレガート・・

堂々と吹け!!

(つづく)

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2009年5月 1日 (金)

課題曲解説 マーチ「青空と太陽」(11)

さて。89アウフタクトから。

これから、木管のみんながキライな、アレがやってくる。

そう。。木管の一斉パッセージでゴザイマス・・shock

わしも、これ、嫌いなんじゃsweat01

普段やったらエエンやけど、コンクールやと気ィ遣うしな。。。

タハ~、、、

・・

とにかく、可能な限り合わせたいですね。

課題曲では、特に「基礎」を重視すると思うので、ハンパなく合わせたいよ~。

そのためには・・

リード楽器での場合、アタックでの音のカタチを小さめにまとめて切る。過剰な太い息を避けることに尽きる。

フルートもおおむね同じ。息の漏れにデリケートな奏法でありたいですね。

///

ここは、仕上げにかかる場所。

この曲のフィナーレは、「きらびやかな陽光、青空の下(もと)で躍動する時間」を意味するものかもしれません。

・・

聴く人によっては、過去の思い出に感じられたり、今の自分の姿だったり、未来を志向する若さだったりするのでしょう。

また、それは自分だけでなく家族への情念が加わるかもしれない。

人間によっての感じ方とは、そのときの情緒によって移ろいでいくものですね。

そういう、さまざまな捉えを超越して、その人を元気にする、明るい「未来志向」が、この曲の取り柄(とりえ)なのだと思う。

///

一瞬にして、すべてをポジディピティに変える力。

音楽の本来の存在意義、いたわり、ねぎらい慰める・・・

そのための豊かな包括力を、この曲で発揮できるのではないだろうか。

(一応おしまいですが、後日、できれば合奏編を書きたいと思っています)

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