2007年7月15日 (日)

「課題曲Ⅳ」アルトサックス練習方法⑥

<ブルースカイ>

Fから。

この十六分音符の演奏方法ですが、、、

全国の中高校生のアルトサックスのみなさん、どうやって吹いてますか??

実はそのことに最大の興味がある(笑

実際どうやってみなさんが日頃このような十六分などの練習に取り組まれているかを知ることが、いまのぼくには最重要課題にもなってきているのです。

だから、わしが知りてえのは皆さんの、実態。。。(;;)x

・・・

このあたりから。

そろそろアップテンポ気味の曲想にしようと決めた団体も出てきたことでしょう。

終盤へのイメージ戦のところ。

モッサいことはできまへんで。(爆

・・・・・

シングルタンギングの正確さにゼッタイの自信があるなら、そのままでよし、かも。

しかし、ここはあえてダブルに挑戦という方々も多いかな。

・・・

<アルサクのダブルタンギング技法>

まずは参考資料として『 ブルースカイ・チューバのためのパート解説①と④ 』リズム変奏を見てください。

このまま使います。

どれを使うかは任せます。

・・・・

1)舌と唇の間を「狭く」イメージすること

2)その狭い空間だけでタンギングする練習(シングル)

3)上下の唇をやや開ける感じで、同時に口の周りの筋肉を外側に突っ張らせる

4)舌はやや丸みを持たせ、先端をやや上に上げる感じに。

5)先端から2ミリくらいのところで、リードの先端からやや下のあたりをななめ下から『ル』の発音で突き上げる=これが表のタンギング

6)返す舌を今度は『グ』で発音し、これを連続させる(リードにノータッチで)

・・・・・

いずれも最小限のストロークで行なう。

・・・・

(チェックの方法)

メトロノームで正確な120をとり、これを必ず鳴らしながら、十六分練習する。

1拍の中の十六分(4つあるうちの)2番目と4番目が前のめりにならず、逆に1番目と3番目がテヌートになるようにメトロ練で癖になるくらい確認練習することです。

・・・・・・・

全国の中高校生アルサク!!

うまくなれや!!!

応援してるで!!!!!!!!!!!!!

(おしまい)

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2007年7月13日 (金)

「課題曲Ⅳ」アルトサックス練習方法⑤

<ブルースカイ>

Trio。

このあたりの奏法は、『ブルースカイ解説』本編を参照してね。

多分、レガートについてこれほど本当のことを解説したものは、ほかにはないと思います。

それほどノウハウの範疇であり、有料情報であることの証左なのです。

(意味のわかる方だけ、理解してくださるといいです)

・・・・

このあたり。

ラインが実音ローB♭以下に降下したら、はっきり発音すること。

唇の先っちょから息を『ポン!』って出してベルまで届く程度のプッシュをする感じ。

それだけで楽器は鳴ってくれる。

そういう単純な作業のつもりでレガートを進行させること。

・・・・・・・・・・・・・・・

<本番リードのセレクト>

リードは、やや柔らかくレスポンスのいいものを10枚、用意する。

そして本番数日前にその中から2枚、セレクトし、本番直前まで併用する。

そして、当日(直前練習)に吹いてみてどっちを使うか決める。

そうすると、最終的に余裕のある演奏ができる。

(お勧めの本番成功法です)

では!ガンバ!!(^^)v

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2007年7月12日 (木)

「課題曲Ⅳ」アルトサックス練習方法④

<ブルースカイ>

Bから。

第一主題を終えたあとの22(小節目)くらいからのtutti。

このあたりから、アルトがほぼすべての八分音符をスタッカート気味にし、キレを強調していきたい。

アルサクがそれをすると、バンド全体の乗りのよさを出せるかも。

それほど、アルトのアタックって影響力が大きい。

重要なフレーズで正確にアタックメイクできるように、常時メトロ練でリズム変奏法をやっておくこと。

・・・・・・・

<アプローチ効果を上手く出すためのアンブシュア>

サックスの管体は、クラリネットと違って円錐(えんすい)形であり、そのためマッピも楽器の中にストレートに息を当てるフィーリングになるよう作られているのだと思います。

逆にいえば、吹き込みのスタイルに忠実な音を出してしまう、のかもしれません。

息ひとつの変化で、マイルドにも、逆にワイルドにもできる。

それがサックスのいいところの一つだと思う。

変化を楽しむ。そのことが出来れば、サックス奏者として1人前なのだと思います。

そのために大切なのは、その変化を作ることが出来るアンブシュア。

息の出口です。

下唇は歯に巻き付けすぎないこと。下唇は、単なるリードの(ふとん)です。

ただし、そのふとんには、パシッと張りのあるシーツを掛けておくこと(笑

それが、音をうまく飛ばすためのポイントだよ。

下唇の表面は、少し張りを持たせ、常に神経を集中させ、いつも調整可能にしておくこと。

それこそが、音を明るく、軽快に、鮮明に、はっきりと発音するための最大の条件なのです。

(つづく)

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2007年7月11日 (水)

「課題曲Ⅳ」アルトサックス練習方法③

<ブルースカイ>

『 アルトサックスは、クラリネットの2倍の音量と5倍の破壊力を持っている。』

そんなことを思いながら、Aからの音量バランスのことを考えています。

A~

アウフタクトの実音F。これはアルトにとって響かせやすい音だと思いますが、反面、ユニゾンになっているクラには、とっても厳しい音。

そのコンビで、この重要な吹き始めを完成しないといけないわけで、、、

この場合、アルトはアプローチが遅れないように積極的な入り方をしてしまいたい。

ほんの多少、フライングでもいいくらいです。

この気持ちは、実はクラが思っていることかもしれません。

(「アルサク、頼むぜ」って感じか /笑、、)

音色的には解けやすいクラとアルトの音域なので、共存の方法を考えてもいいよね。

その場合、アウフタクトはアルトが主導権を握り、Aからはクラのtuttiにアルトがフォローの回る、の構図がいいかもしれません。

そうするとお互いのいいところを活かし、弱点を補えるかも。

・・・・・・・・・・

5度以上の跳躍のとき、必ず上りきった音を噛まないこと。

唇のコントロールのことを認識し、上ったところで音程保持してください。

また、このDはアルサクの弱点が出やすい音程の一つだよ。

高く取らないように。

・・・・・・・・

八分音符の降下はテヌートのつもりで滑らかに。

クラとのコンビネーションのときは常にそう思って演奏してください。

なぜならクラに滑り・走りがあり足並みが不ぞろいの場合でも、アルサクがしっかりしていればそれを修正することが出来る。

安心感のある音にして客席に届けることができる。

そんな役目もアルトが果たすこともあると思います。

八分ごとの音の伸びを十分に聴かせるためには、細工もできる。

一例:シエナの1番アルトの新井靖志さんは、八分ごとのレガートがくると咥えの角度を左右にぶれさせてスラーを上手くつないでいることもあるようですよ。

DVDを観察(?)して、そう感じました。

まあ、違うかもですが(笑)、ぼくはそうだと思っています。

・・・・

木管が旋律を流していきますが、Eまでのアルトの仕事のひとつは、アルトの音の痕跡を旋律に加えることだと思います。

音の輪郭の主張、アタックの美しさ、伸びのあるロングで。

そして決して吹きすぎないように。

大切なユニゾンのラインの芯となり、全体の音の中心になってください。

(つづく)

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「課題曲Ⅳ」アルトサックス練習方法②

<ブルースカイ>

ところで、今の中学高校生たちはアルトの場合、リードは何をよく使ってるのだろう。

ぼくの周りに聞いてみたところ、バンドレン3が多かったようです。

それに続いてバンドレン3半、リコ青箱3みたいでした。

この3種類、それぞれに特徴のあるリードですが、この中でぼくが中高生にお勧めしたいのは・・・

今回は、リコ青箱3です。

腰があり、かつ、しなやかでレンジが広く、ヘタりにくい。

また当たり外れも少なそうで経済的かも。

その次にバンドレン3です。

これは音のメリハリに対応し音色も明るく伸びがある。

音色の点と表現の多様性で、ぼくの本来の好みは、実は「バンドレン3」なのですが、ブルースカイ単独での推奨リードとして、一度「リコ青箱3」を試してみてね。

マッピについては、アルトだとCワンスター、Cツースターあたりを好みで使っていればまず間違いないと思います。

ついでに言っておくと、マッピを上手く選ぶコツは、持ってるなかで一番やわらかいリードを付けて噛まないで楽にすぐ発音してくれるものを探すことだと思います。

・・・・・・

さて、最初の審査員さんたちの注目ポイント①

6小節目~7小節目(以下、小節目を省略)の移行あたりかな?

アルトサックス(以下アルトで統一)としては、6の3拍目の二分を最後に場面転換することを確認しておきたいところ。

曲想としては、この二分が次のブリッジからの間奏を引き立てるための前段階のコードであるということです。

つまり、ffなんだけれど吹きすぎると過大効果を生みそう。

金管との調和を図ろう。

・・

7では最初の二拍はクラと一緒に息をして3拍目を待つ。

十六分ではそれぞれの奇数の順番の十六分を意識して長く吹くくらいの余裕がほしい。

特に、各拍のアタマはそれが重要。

そうすると、クラのいっせいになだれこんでくるような十六分をアルトだけで受け止めてやれると思います。

そんな駆け引きができれば、『うまいアルト』として評価されると思いますよ。

(つづく)

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2007年7月10日 (火)

「課題曲Ⅳ」アルトサックス練習方法①

<ブルースカイ>

サックス大好き仔さんのリクエストにより、順番を少々変更し、ブルースカイのアルトサックスのためのパート解説にしちゃいます。(汗

独断と偏見.。まさにアマファッソ(自由表現)。

あ、そうそう、作曲者の高木さんがご自分のブログで「わがまま流」という自己流を披露されていたようですが、ぼくが以前、解説中に書いていた、この「アマファッソ」、実は、フランス語で『わがまま』なのですよ!

ひょっとして高木さんとぼくは、どこかで同じことをよく考えるヒトのような気が・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それはともかく、この曲が持っているエネルギーの源泉が『自由表現』であり、モチーフの本数が多いことをもう一度しっかり確認して、さ、取り掛かりましょう。

・・

(今回は都合上、アルトの1,2番のみとさせていただきます。)

冒頭。

いきなりのフォルテですね。アルトサックス(以下、アルトで統一)の得意とする音域でもあり、吹きまくり~してもいいですよ(笑

けっこう、ここを抑えようとする指導者が100人中、100人、だったりして。(爆

でもね、音量があっても問題はないし、むしろ吹けてないよりは、吹けてるほうをぼくは支持いたします。

ただし、以下の3か条を厳守すべし!

①音程をぶれささないこと(噛まないで息の速度で安定させる)

②音のカタチを決めてかかる(しっかり音を切ることも含めて)

③音の長さを整備する。(つまりキレ重視の八分と音の長さを聞かせる四分、二分などの対比によってメリハリをつける。いずれも長すぎないように)

これが出来ていれば、ここのアルトは、1番2番とも、音量保持のほうに行ってもいいよ!!

そして、音の『量・質』。

アルトの本領を発揮したれ。

(つづく)

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