2007年6月 2日 (土)

コンクール課題曲<マーチ「ブルースカイ」>チューバのためのパート解説④

64~

このあたり、参考音源の市音のCDをシコタマ聴いておいてください。

そして、一度、コピーしてほしいです。

完全に同じ演奏が出来るかどうか。

『マネしてはいけない。』

昔はそのように教えられ、音源なんか、なかなか聴くことすらできなかった時代がありました。

でも、それは間違いです。

いい演奏はどんどんコピーして、演奏のハウトゥーを勉強すること。

胸いっぱいに吸収することです。

ここでの市音のチューバ。抜群にいい演奏をされています。

スピーカーを通して聴いても、すぐそこで演奏しているようなライブな音。

すぐつかめてしまいそうな、音の質感。

こんないいお手本を使わないなんて(・・:)

物まね、大いに結構。

その音の輪郭を追い、ぜひ自分の演奏の指標にしてくださいね。

・・・・・・

同じところ~

「アウフタクトのスキップを含めて、軽やかに決めたいですね。」

多分、どんな演奏の手引書にもそのようなアドバイスがかいてあるんだろね(汗)

そんなナマヌルイ言葉だけのアドバイスが世の中にはびこっている・・・

う~ん、、、、(笑

<基本的リズム練習の手引き>

===  メトロノーム使用のこと  ===

0000/ ←(これだけで1拍です!)

0000/0000/0000/0000/

0・00/0・00/0・00/0・00/

00・0/00・0/00・0/00・0/

000・/000・/000・/000・/

・000/・000/・000/・000/

・0・・/・0・/・0・・/・0・・/

0・・0/0・・0/0・・0/0・・0/

・00・/・00・/・00・/・00・/

・・0・/・・0・/・・0・/・・0・/

・・00/・・00/・・00/・・00/

(以下、自分で考えてやってみてね)

0000/0000/0000/0000/

0000/0000/0000/0000/

0000/0000/0000/0000/

0000/0000/0000/0000/

0000/0000/0000/0000/

0000/0000/0000/0000/

0000/0000/0000/0000/

0000/0000/0000/0000/

0000/0000/0000/0000/

0000/0000/0000/0000/

0000/0000/0000/0000/

0000/0000/0000/0000/

(いろいろな速度で。それぞれ3分ずつを毎日)

・・・

正確なリズムを習得するための唯一の道です。

(本編ピッコロマーチ⑤のリズム練習の仕方と、「チューバのパート解説①」のリズム変奏も参照してね。

では~(^^)ww

(おわり)

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2007年6月 1日 (金)

コンクール課題曲<マーチ「ブルースカイ」>チューバのためのパート解説③

楽団全体に、Dから4小節は37小節目(以下、小節目は省略)のsfzを頂点にしたサウンドに対比させ、mpレベルで移行させるところ。

チューバも、同じ四分音符であっても、その対比を意識したいですね。

ヨコの線。レガートの移行です。

どうしたら、そんなふうに聴こえるか?と考えることが、とっても大切。

まっすぐヨコ方向、水平の直線上で滑らせるようなラインのレガートをイメージしてみて下さい。

一拍ずつ浮き沈みはさせません。あくまで一直線で。

アタックははっきり発音。

課題は、そのあとの音の処理をうまくできるか、だと思います。

・・

46~

ダイナミクスのメリハリをしっかりとつけられるようにしましょう。

そのためには、46のダブルバー前後の音量変化を、練習では特にオーバーにしておくことです。

本番というものは、練習のときよりは消極的になり勝ち。

それをカバーするためには、普段から、ダイナミクス変化についていえば、かなりオーバーに吹くよう心がけねばなりません。

ここの所は、とくに強いイメージでダブルバーを乗り切る練習が必要です。

そして46のアタマの音が最大になるように、モルトアクセント、です。

・・・・・・

ここからはディミヌエンド。

この2小節は、1小節ごとのダイナミクス変化のつもりで、小節の変わり目で大きく音量を落とせばいいと思います。

チューバがそうすることで全体のバランスが落ち着き、大人のサウンドになります。

また、47のアタマ(一拍だけ)にもアクセントがあります。

鋭いオシを効かせて下さい。とても重要です。

・・・・

48からの四分音符。

ダイナミクスはpです。

輪郭のしっかりした音でお願いします。

一つひとつ、「ポン」と音を前に出す、と思いながら切り抜けてください。

そして正確に。

・・

64~

ダイナミクスが変わります。ffです。

しかし、そんなに大きく変化するのでなく、アタックの息のスピードの調整によっての変化、に期待します。

息の量だけで音量変化させると、それだけで重い印象になりかねず、また遅くなりかねないからです。

まして、ここでの「スキップ」は絶対に重くなれません。

速度の変化なしで推進するためにも、そのほうが有利だと思います。

・・

このあたりはチューバのリズム感のオーディションみたいなところですね(笑)

(つづく)

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2007年5月31日 (木)

コンクール課題曲<マーチ「ブルースカイ」>チューバのためのパート解説②

Aからの四分音符は、伸びやかな、明るいイメージがほしいところです。

が、それ以上に、正確でないと意味がありません。

そのうえでの、アーティキレーション発揮にしたいです。

・・

21小節目(以下、小節目を省略)の八分音符。

ほかのパートがスラー付きなのですが、バリチューには付いていません。

これは、同じ八分でも違った目的の音だからです。

スラーのない場合、必要なのは、アクセント&スタッカートだと思って間違いないと思います。

そして、鋭い張り!

十分に突っ張って、音の芯を感じさせてください。

3拍目の表と裏では、音楽的には別々であることにも注意してくださいね。

・・・

26ですが、これの最初の音。

少し切り気味にし、次につなげる感じにするといいと思います。

そして、3拍目の裏はアクセントのつもりでしっかりと。

突き放すくらいがいいでしょう。

そしてこれもあまり伸ばしすぎると、曲想がベタベタすることになるかもです。

歯切れよくすることが大切です。

・・

一般的に、このあたりは八分はスタッカート&アクセント、それ以外は強さよりも音のカタチ・輪郭を感じたいところです。

・・・・

36も同じように、八分音符はスタッカートで競りあがってください。

メリハリを作る中心の音です。

そして37は3拍目の表で一旦おき、またスタッカートで競りあがる感じがほしいところ。

ここは木管が十六分音符で展開し、ここでの八分音符はそれと掛け合わされ、すべてを印象づける重要な役割です。

・・・

38ではダイナミクスに注意。

すこしくらい、極端に落としてもいいくらい、コントラストがほしいところです。

(つづく)

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2007年5月30日 (水)

コンクール課題曲<マーチ「ブルースカイ」>チューバのためのパート解説①

こんばんは。

がんばっているバリチューたちのために曲想を中心に解説します。

ぼくが金管楽器でないので、奏法解説できません、ゴメンね。

・・・

最初から。

各小節のアタマの音。これを伸ばすか、短めで仕上げるかで全体の印象が変わってしまいます。

どちらがいいかってことではなくて、どちらにするかを、まず決めてしまいましょう。

合奏中に、皆さんと話し合う方法も可。

どちらの方法でもいいと思います。

・・

最初から4小節間はアタックが重要。

音の通りのいい、「ズッ!」っていう感じがほしいですね。

そういう発音を心がければ、自然に音が前に出てくると思います。

ここでは特に、すべての音の発音に注意しましょう。

・・・

このあたり、シンコペの中心的存在です。2拍目の裏には前に出る気迫も感じさせてください。

4小節目の2拍目にはアクセント記号が付いていませんが、モルトアクセントがほしいですね。

6小節目(以下、小節目は省略)後半の、二拍三連符。

正確に叩き込みたいところです。

(大阪の中学3年生のあこさんの不得意なところかな?)

<二拍三連符~練習方法>(メトロノーム使用)

4拍子の場合の練習方法。

タタタ/タタタ/タタタ/タタタ/・・・

タンタ/タンタ/タンタ/タンタ/・・・

ンタン/ンタン/ンタン/ンタン/・・・

タタン/タンタ/タタン/タンタ/・・・

ンタン/ンンタ/ンタン/ンンタ/・・・

ンタタ/ンンタ/ンタタ/ンンタ/・・・

タンタ/ンタン/タンタ/ンタン/・・・

これらのリズム変奏を各音階で繰り返してください。

毎日、20分~30分、行なってください。

それを1ヶ月。

中学生だと、最初にロングトーン~スケール~教則本のリップスラー~このリズム変奏練習。

あわせて1時間くらいがいいと思います。

それからパー練するもいいし、合奏でもいいです。

・・・

A~

これも、四分音符であってもリズム変奏練がいります。

oooo/oooo/oooo/oooo/~

ooo-/ooo-/ooo-/ooo-/~

oo-o/oo-o/oo-o/oo-o/~

o-oo/o-oo/o-oo/o-oo/~

これを~60までくらいで発音練習してください。

この場合、-は音を伸ばしてくださいね。

今回は、一番簡単な変奏練習から紹介しました。

嫌がらずにクリアできるでしょうか?

これをしない限り、まず正確なリズム感習得は不可能です。

(つづく)

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