2011年2月19日 (土)

巣立ちの歌@晋友会合唱団&佐渡シエナ

先日の「題名のない音楽会」。

懐かしい楽曲が歌われていた。

『巣立ちの歌』。

実は、ぼくにとって、この曲は忘れようにも忘れられない貴重なものなのです。

少年時代の1シーン・・・

実に今を去ること37星霜。

京都市少年合唱団の修了演奏会で、合唱団を修了(卒業)していく中学3年生のぼくらが、思い出と決意を込めて歌いました。

そのときのことは今でもまぶたに焼き付いていて離れない。

//

指揮:福澤昌彦先生

合唱:京都市少年合唱団、第14期修了生

曲目:巣立ちの歌(作詞:村野四郎 作曲:岩河三郎)

        <歌詞>

花の色  雲の影

懐かしい あの思い出

過ぎし日の 窓に残して

巣立ち行く 今日の別れ

いざさらば さらば先生

いざさらば さらば友よ

美しい 明日(あす)の日のため

・・・

風の日も 雨の日も

励みきし 学びの庭

かの教え 胸に抱きて

巣立ち行く 今日の別れ

いざさらば さらば先生

いざさらば さらば友よ

輝かしい 明日(あす)の日のため

・・・・・・・

最終リハーサルが終わると福澤先生は、出番を前にしたぼくたち修了生を前に、こうおっしゃった。

『みんな・・これからはバカになってくださいね。(笑)

これはね、勉強の出来ないバカじゃなくて、ね。音楽のだよ(笑)

一生懸命に音楽に打ち込んでということです。

君たちの人生は、いよいよこれからだね・・

・・ちゃんと勉強するんだよ(笑)』

おおげさでも誇張でもない、普段どおりの先生のいつもの口調でした。

だからなおさら、ぼくの記憶の奥底に刻まれたのかもしれません。

あ、そうだ、「ちゃんと勉強するんだよ」の件(くだり)の時、先生はぼくを直視してはっきり言われました。(汗)

つまり、オレ一人へのはなむけだったのでしょうか・・

う~ん、、、オレ以外、全員、、秀才やったからな~~sweat01

///

そして、このときの本番。

ぼくたち14期が歌っている最中に、あることが起きたのです。

それは、この曲の途中、指揮されていた福澤先生が、ふっと泣き出されたのです。

突然、堰を切るような、涙だった。

深く、、ぼくの脳裏に焼きついています。感謝の念とともに・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月14日 (土)

佐渡裕指揮@パリ音楽院管弦楽団

「題名のない音楽会」を見ました。

すばらしい指揮ぶりの佐渡さんと、ポテンシャル豊かな学生たちの様子upwardright

佐渡氏も言っていましたが、う~ん、、、若いってすばらしいsun

・・・

コンセルヴァトワールで思い出すのが、サックス科教授だった、ダニエル・デファイエ先生のことです。

実は、ぼくが20歳代のころ、彼の講座を受講しています。

指導は、基礎の部分からテクニックまで幅広く、得るものが多いものでした。

また、先生はサックスで世界の第一人者でしたが、驚くなかれ、クラリネットでもフランスを代表する演奏家だったんですよ!

クラリネットも教えられていました。

・・

リードの選択について。アタックの発音。フレージングの技法・・・

教えていただいた演奏法は、いまも心に刻まれています。

////

さて、最近よく佐渡さんの指揮ぶりをテレビで拝見できるので嬉しいsign01

颯爽としたその指揮ぶりを見ていると、なぜだか少年合唱団時代の僕の恩師、福澤昌彦先生を思い出します。

・・

あー、京都の福澤先生、元気かな~~

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年5月19日 (月)

記念合唱団の練習に参加

きのう、ぼくとしては珍しい活動をしてきました。

ある、合唱団の練習に参加させていただいたのです。

場所は、京都府長岡京市。

で、どういう合唱団かというと、ぼくが小さい頃所属していた、京都市少年合唱団の先生だった方の喜寿のお祝いに催される演奏会に特別編成された、混声合唱団なのです。

今回は70名くらいが練習に参加しました。

・・・

ぼくは『 京都市少年合唱団 』を修了してはや35年。。。

懐かしい顔合わせでもあった今日の練習。

同期も何人かいたのにはびっくりだった。

・・

最近いまひとつの体調に合わせ、曲があまりにハードだった(弱音)こともあり、なんだかしんどい。

ぼくはほとんど最近は(ここ30年くらい)唄っていないし。

きょう来ていたみなさん、もちろんOB中心なんだけれど、今でも現役で唄っている方(ドイツ帰りの若手もおった)が多く、初見でもバリバリいってまう。。。(汗

大変なメンバーなようです。sweat02

それに、オケ(伊丹シティフィル)と合わせる世界初演のオペラをはじめ、巨大な曲(ベト・合唱幻想曲 & ベト第九 & ヴェルディ乾杯の歌など)がならんで、四時間企画のコンサートになる。

それをオール暗譜して演奏するらしい。

帰りがけ、発起人に弱気発言をしてしまったオレ。

申し訳なかったthink

・・

本番まで2ヶ月あまり、、、

オレ、練習に参加できる回数は多くてあと二回、かなthink

(これは無理がきそうだ。)

でも、もうやるしかない。

(ホントに、今のぼくに出来るかな。。。)

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年1月27日 (日)

アンネンポルカ@京都市少年合唱団

昭和45年4月。ぼくは京都市少年合唱団に編入で入団しました。

普通は小学校5年生で入るのですが、ぼくは5年の終わりで試験を受け、6年となると同時に入団。

その入団式。男子の先輩たちが歓迎演奏をしてくれた。

そのときに聴いたのが、この曲。

『アンネンポルカ』(J・シュトラウス)

指揮:福澤昌彦 合唱:京都市少年合唱団

・・

今考えると、小学生中心の編成で、よくあれだけ上手に歌えたものだと思う。

そして後年、その先輩たち(前年に入団していた同年齢を含む)のなかから、日本を代表するレベルの音楽家が出現するわけです~続々と。

・・・

そのときの演奏能力!素晴らしかった。

高音のカウンター。それもピッチカート風にまとめられていた。

ボーイソプラノならではの透明の声。

正確で、自在のコントロールをみせる音感。

揺さぶる主張の断続、ウィーンはだしのアタック。

勿論ぼくは、それまで全くボイストレーニングなど受けたことがなかった。

だから、それほどの声をなぜ出せるのか、想像もできなかったのである。

・・・・・

結局、そのときに聴いた『アンネンポルカ』は、38年たったいまでも心のなかにある。

なぜか、ぼくが入ってからは一度もレパートリーにはならなかったのである。

残念。。。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月11日 (金)

京都市少年合唱団@玉村信雄先生

ぼくが中学のころまで所属していた京都市少年合唱団の先生方は、皆さん最優秀な方を集めた教授陣だった。

総勢7名ほどの陣容。

そして皆さんそれぞれが、各々の分担された職務を見事にこなされていた。

・・・

主に下級生を担当され、また、全体合唱のピアノ伴奏をされていた先生が、玉村先生だった。

めちゃくちゃ上手かった。

彼のピアノは、なんというか、主張に溢れ、白黒をはっきりつけられた、男らしい曲想に仕上がっていた。

それでいて緻密で、譜面に忠実であり抜け目がなかった。

タテのアタック。

玉村先生のコンセプトではなかったろうか。

今でこそその曲想が理解できるようにはなったけれど、当時のぼくには、それがなんなのか皆目わからなかった。

”うまいなぁ。。。”

演奏を聴き、憧れの心を抱いて、引き込まれていたのを憶えている。

・・・・・・・

メサイアより『ハレルヤコーラス』

仮面舞踏会

流浪の民

ラデツキー行進曲

嘆きつ~

モルダウ

クリステ・エレイソン

皇帝円舞曲

チコタン

スタバート・マーテル

春の声

フォスター、シューマン、シューベルト、メンデルスゾーン・・・

内外の民謡の数々、、、

それに京都市歌、、などなど。

・・・

玉村先生は、養護教育に尊い人生を捧げられた。

そしてまた、作曲、脚本、などの世界に多くの作品を遺されたのである。

代表作・オペラ『地獄八景』、、などがある。

・・

先生方の中でも一番お若く、誠実で、その一挙手一投足で、とくに僕たち男子生徒にとっても規範となられ目標であられた。

玉村先生もまた、その多くを福澤昌彦先生から学ばれていたに違いない。

////////

遺された、と書いたのは、ネット情報によると先生は最近、ご逝去されたとのことです。

・・

ぼくたちよりほんの一回りしか違わなかったはずなのに。

まだまだお若かったはずだ。

なんてことだ。。。

(教え子たちのために精魂を費やされていたのだろう。そうに違いない、、、)

・・・・・・・・・

謹んでご冥福をお祈りいたします。

お世話になりました!!!!

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年4月 9日 (月)

福澤昌彦先生@京都市少年合唱団

もうお一人は、福澤昌彦先生。

この方は、京都を代表する教育者である。

もちろん、ご専門は音楽である。

そして、京都市少年合唱団を総括する指導者であり、主席者であった。

・・・

ぼくたちは、全員、この先生には全幅の信頼を置いていた。

なにがあっても大丈夫。

そういう安心感を抱ける、先生であった。

・・

そして、この先生の門下生として、ぼくたちは、まさしくのびのびと成長させていただけたのである。

事実、ぼくの前後の学年だけでも、たくさんの教育者、音楽家、実業家が生まれている。

関係サイトに載られている顔ぶれから何人かを挙げると、吹奏楽指導者もかなり多い・・・

(ネットに載っておられる方から、一部のみをご紹介~敬称略)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・佐渡裕   (ラムルー管弦楽団主席指揮者、ほか)

・吉岡アカリ (東京フィルハーモニー交響楽団主席フルート、大学教員)

・加藤完二  (伊丹フィル指揮者、大学教員)

・松下悦子  (オペラ歌手、大学教員)

・水間博明  (ケルン放送管弦楽団主席ファゴット奏者)

・・・

福澤先生のような優れた教育者こそ、日本の将来にもっとも必要な方であると思います。

//

先生のことは、とても大切な思い出です。心から感謝しております。

どうぞ、ご健康で!

          14期修了生 ****(評論家・吹奏楽指導者)

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2007年4月 8日 (日)

廣瀬義彦先生@京都市少年合唱団

少年時代、ぼくは京都市少年合唱団に所属していた。

小学校6年生~中学校卒業まで。

普通は小学5年生で入団ですが、ぼくは編入試験で入ったので6年生からです。

・・・・

で、そこで出会ったお二人の先生のこと。

・・

まずは、廣瀬義彦先生。

声楽家であり、市内の中学校の音楽の先生(当時はまだ)でもあり、ぼくたちに声楽の技術指導を主にしていただいた。

ぼくもご専門である歌唱法など、基礎レッスンをご指導いただいた。

・・

その恩師、廣瀬先生が来年で喜寿を迎えられるとのこと。

お元気で何よりです!

そしてそれを記念し、京都で演奏会を開催される運びとなった。

・・・・・・

発起人として、ぼくらの同期前後の方々の名がずらり、、、

・加藤完二氏(伊丹フィル指揮者)

・松下悦子氏(声楽家・大学教授)

・水間博明氏(ケルン放送管・主席ファゴット)

、、、そのほかにもたくさんの同期、同僚の名が・・・

それも、活躍する管楽器奏者たちが結構いたり。

う~ん、ぜひボクもいきたい!

すごいOB会やね、、、

| | コメント (0) | トラックバック (0)

その他のカテゴリー

「ブルースカイ」アルトサックス練習方法 | 「ブルースカイ」チューバのためのパート解説 | ぼくのソロ演奏活動 | クラリネット | クラリネット悩み相談室 | 京都のKウインドオーケストラ創設 | 京都市少年合唱団 | 吹奏楽 | 吹奏楽 課題曲攻略のために | 吹奏楽 課題曲解説 光と風の通り道 | 吹奏楽 課題曲解説 ピッコロマーチ | 吹奏楽 課題曲解説 ブライアンの休日 | 吹奏楽 課題曲解説 マーチ「ブルースカイ」 | 吹奏楽 課題曲解説 マーチ「晴天の風」 | 吹奏楽 課題曲解説 憧れの街 | 吹奏楽 課題曲解説2007 | 吹奏楽あれこれ | 吹奏楽コンクール | 吹奏楽コンクール必勝法 | 室内楽 | 文化・芸術 | 第14回関西吹奏楽コンクール | 課題曲解説 さくらのうた | 課題曲解説 オーディナリー・マーチ | 課題曲解説 コミカル★パレード | 課題曲解説 セリオーソ | 課題曲解説 ネストリアン・モニュメント | 課題曲解説 マーチ「ライヴリー アヴェニュー」 | 課題曲解説 マーチ「青空と太陽」 | 課題曲解説 南風のマーチ | 課題曲解説 吹奏楽のための奇想曲「じゅげむ」 | 課題曲解説 吹奏楽のための民謡「うちなーのてぃだ」 | 課題曲解説 天馬の道~吹奏楽のために | 課題曲解説 汐風のマーチ | 課題曲解説 行進曲「よろこびへ歩き出せ」 | 課題曲解説 行進曲「希望の空」 | 課題曲解説 躍動する魂~吹奏楽のための | 課題曲解説 迷走するサラバンド | 課題曲解説 16世紀のシャンソンによる変奏曲 | 音楽