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2012年8月14日 (火)

高松に来ています!

4泊5日で、高松に来ています。

3年連続です。

家族旅行、兼、音楽活動なのですが、今年はホルン君やファゴットちゃんたちとのコンタクトが難しそうです。

それでも、なんとか最終日にホルン君との時間が取れそう。

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<これからの予定>

レオマワールド

温泉

高松祭り

花火

淡路島観光

讃岐うどん

・・・そして、某高校吹奏楽部定期演奏会です。

楽しみだ!!!!

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2012年8月11日 (土)

課題曲解説:行進曲「希望の空」②

Trio~

効果的にディミヌエンドし、E♭majorに転調して場面転換を演出。

叙情感あふれる調性ですね。

ここはひたすら、Gからの静寂な場面のお膳立てです。

G~

シングルリード属の中でも、中音域を有するソプラノ楽器だけで、シンプルな音にする目的があります。

吹いている本人たちの感覚だと、少し「たよりない」かもしれないほどの音量、、、に聴こえるかも。

でもね、それが作者の狙った音量です。

ポイントは、タンギングでぶつぶつ切らないこと。

まぁ、切るところでは切ることは必要ですが(笑)

それを最小限に抑えて、客席では8小節ごとのパッケージに聴こえさせることです。

中低金管と打楽器の小節アタマの打ち込み!

カッコよすぎるhappy02

低い音域ほど、マルカートが生きる場所です。

・・

H~

ここのホルンも、すごい見せ場です。

どれだけ整備された音の輪郭を聴かせられるか。。

その音を聴きながら、全てのパートが自分の楽譜のなかで行進します。

フルートなど、1拍のなかで盛んに行なわれるシンコペーションが、曲全体に新鮮な風を送り込む役割をしているようです。

軽快に、軽やかに、滑らさず正確に。

I~

3つのアイテムを使って全体合奏するのですが、ここ、合わせにくいでしょ??(笑)

スコアを見ているだけでも、何回もあわせをしてしまいたくなるbleah

木管のトリルの前の6連符が流れたり、トランペットの2拍目のシンコペが・・なんて、ね。。

ここは、がんばりすぎないことです。

J~

盛り上げの場所。みんなでガンバレshock

あ~、、それなのに、、、

木管諸氏、ここの音域、どう思いますか??

けっこう、中音域ですよね。

それも、各々の楽器の出しやすい音域で書かれているような気がします。

ここは、各木管単独では、なかなか目立たないようになっていてね、、

つまり、同じアイテムの金管とコラボできるようになっているわけです、、、多分sweat01

そのことに気がついていれば、本番は安泰。

K~

ここも同じです。

ここからは更に、それでも各楽器のオリジナリティがほしいところ。

音量でなく、音の輪郭や張り、のびやかさなどで、魅力を発揮してほしいです。

L~

フィナーレです。

縦と横。両方の揺さぶり。

音量を優先しない、集中力あるサウンドを!

引き締まったエンディングにしてくださいね。

(行進曲「希望の空」、おわり)

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2012年8月 5日 (日)

課題曲解説:行進曲「希望の空」①

オーソドックスであり、また爽快なイメージもあるマーチですね。

速度記号=116でもわかるとおり、ややゆっくりした進行も相まって、安定感もあります。

コンクールでは、速度に対する考え方、欲求も演奏側にあることなので、団体によってやや速く仕上げる場合もあるかもしれません。

ただ、あまり早くしすぎると、作意図から離れてしまう?・・そんな風に感じられる方もあるかもしれません。それだけ、好みが分かれることもあると思います。

6/8(ハチロク)マーチ。

リズムに乗る練習ができるといいと思います。

1拍目が8分音符の場合は、音をしっかり止めてノリのリズムを作る方法があります。

・・・

イントロ。

高音木管のトリルは、できるだけ合わせた方が気持ちいいです((*^-^)

最初のアタックの音をやや長めにして全員の息を合わせてスタートし、そのあとは32分音符単位で流す!

それだけでけっこう合いますよ!(笑)

A~

アウフタクトからの主題。

ほぼ独奏状態なので、リズムがんばって。。。shock

ハチロクのリズムに乗れるかどうか。そんなシンプルすぎる課題が、課題。

B~

対旋律の扱い。

中音域(テナーサックス、トロンボーン、ユーフォニアム)でしっかりまとまった演奏に期待。

音量も確かに必要で、マルカートなのですが、アタックの音が出過ぎないようにしてほしいです。

これは、この曲だけでなく、多くのマーチの対旋律がそうやって演奏されています。

C~

ここからの8小節間は、より軽快に明るく。

ノンレガート奏法です。

木管などの八分音符は、短く仕上げて、その表情をつけたいです。

後半の8小節間は、逆にレガートで。

横への揺さぶりもアリです。

D~

ここも、テンポ感をしっかりと。

フルート、クラリネットなどのオブリガートのリズム感、ホルンや打楽器のタテへの打ち込みなど、それぞれが演奏全体の印象を決定づけることになるかもしれません。

E~

ここは、Bの回帰。オーケストレイションも、ほぼ同じ厚さです。

違うのは、ディナミク。曲としては、ここから盛り上げが始まるため、フォルテ演奏となっている。

要は、Bの場面と演奏目的が違う、ということですね。

F~

アウフタクトの音。

強いアクセントが要求されていますが、過剰にならないように・・。

ここは、次の拍のアクセントにつなぐ音。

Fアタマが山の頂上になるような盛り上げを図ってください。

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課題曲解説:吹奏楽のための奇想曲「じゅげむ」⑤

G~

特徴が発揮しにくいかもしれません。

ここは、ハーモニーの美しさで決めたいです。

中低音域でいうと、ユーフォとチューバのオクターブキープですね。

とくにユーフォの音のオリジナリティの利かせ方。

その主体性ある音に期待したいです。

H~

ここは、拍子が4拍子以外の変拍子でシンコペがあることに注意、というところです。

I~

アクセントの位置を見逃さないことだと思います。

楽譜に忠実に、かつ、積極的なアクセントワークが必要。

積極的に!

J~

伴奏組と主題。

この聞き分けをして、音量のセレクションが勝負どころ。

極端なほど、その音量制御がほしいです。

K~

掛け合いの旨み。

これはちいさいけれど、演奏ポイントです。

M~

アーティキレーション勝負、ですね。

伸ばすところ、レガートで歌うところ。

その表現が最重要。

楽譜を読むことから連想される、全ての組み立て、リズムやスラーに気をつけながら、忠実に音楽を作っていってください。

<全体として>

曲のテーマである「じゅげむ」は、古典落語の一つなのですが、この曲の元をたどれば、各地の郷土に伝えられる「童謡」や「民話」に起源を持つモチーフのひとつとしても捉えることが出来ると思います。

つまり、それもヒントにして曲想を得、演奏に生かせればいいのではないでしょうか。

その「素材」を生かす、特徴をつかんで表現に用いることができれば、その楽団らしい、伸びやかな演奏が出来ると思います。

(奇想曲「じゅげむ」、おわり)

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2012年8月 1日 (水)

課題曲解説:吹奏楽のための奇想曲「じゅげむ」④

E~

ここのポイント。

まず、基本的な調性が変わることです。

そのことなのですが、日本古来の「ヨナ抜き」に近いチューニングがされています。

まぁ、この曲は最初から、その細工がしてあるのですけれど、そのことが、ここで更に強化wobbly

なんのことはない、抜ける音が変わっているわけなのですが、、

でも、なぜ、ポイントなのか?

それは、主題の印象を更に深く植え付けるためではと、ぼくは思っています。

・・

それは、さておき。

調性で印象を深くしていると同時に、速度もゆっくりにしていますョ。

ここでのサインは、「じっくり」です。

それも、一定の速度をキープさせた上で、短い単位のフレーズを余裕を持った印象に完成させることだと思います。

一番、必要なのは、各パーツごとの、「長さ」ではないでしょうか。

具体的に言うと、八分音符のパッセージでは、各小節の一拍目オモテの八分。

十六分のパッセージの場合は、各拍最初の十六分が短くならないような、テヌート気味くらいの「じっくり」演奏を心がけることだと思います。

勿論それは、テンポの切れを失わないようにすることは必須となります。

F~

レガート奏法、これの完成度。

それが審査ネタです。

4小節ごとの表現をどうするか、プッシュとサブトーンをどう表現するか、、、

そういった光と影、、、

細部のディレクションが必要なところです。

ブレスポイントも大切。

それによって、曲の印象も大幅に変わってしまう、そんな部分です。

(つづく)

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