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2012年7月31日 (火)

課題曲解説:吹奏楽のための奇想曲「じゅげむ」③

じゅげむ、じゅげむ・・って、知ってますか?

実は、これって知らない人が多いんです。

ぼくも、小さいころに父親に聞かせてもらったことがあるくらいで、あまりなじみがなかったんです。

ぼくが少年時代に亡くなった父のことなので、あまり記憶も多くないのですが、(それを歌ってくれたのも1っ回だけだったので)・・

でもね、その時のこと、鮮明に覚えているんです。

自分でも不思議です。

・・・

リズミカルな文脈の流れが印象的でした。

この曲の作者も、そのことを意識して曲を作っているのではないでしょうか。

子どもの遊びに登場してくる(そして覚えてしまう遊び)曲なので、そんなに速くもなく、一定の流れ(速さ)に従って脈動する、とても印象的なスタイルです。

それを真骨頂にしているようです。

なので、演奏の方も、それを念頭に曲想を作っていけばいいのではないでしょうか。

//

A~

いかにも、言葉遊びにふさわしい、喋りのリズムです。

まるで、幼い息子に、お話をして聞かせている父親のような、懐かしい、口語体の輝き。

ぼくも、ようやく人の父親になれたので、ここの愛情表現のこと、よく理解できる気がします。

Aの主題は、だれかに優しく、語りかけているのです。

それを考えると、ここの八分音符のスタッカートは、心の軽さ、喜びな訳ですね。

音のはね方や切り方を研究しながら、最適な表現を見つけてください。

B~

ホルンやユーフォは、リズムが不鮮明になり易い部分があります。

打楽器の、アタックと3拍目のリズムを合わせながらフレーズを感じて演奏してください。

C~

曲想的なニュアンスの変化、とても気を付ける場所ですね。

そして、この魅力あるフレージングを成功させるために、伴奏グループの統一感づくり。

これが必需です。

適切な練習方法がモノを言います。

ここでは、リズムを徹底させる方法の分奏が必要だと思います。

リズム変奏を取り入れた、徹底したフレーズづくりに期待です。

(つづく)

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2012年7月29日 (日)

課題曲解説:吹奏楽のための奇想曲「じゅげむ」②

ざっと、吹いてみました。

クラリネットとアルトサックスです。

(なかなか、スリリングで面白いhappy01

そして、、、やはり、パートごとの役割の差は、あまりないことがわかりました。

あるのは、音域ごとにまとめたテュッティ。

そのことは、ほかの、木管や金管も同じようです。

・・・

日本の古舞踊的モチーフ選択といい、音の流れやリズムの使い方といい、う~ん、、、やはり、「大栗裕」さんじゃあーりませんか!

ぼくらの世代は、大栗裕さんといえば、「天の岩戸」です。

尼崎市吹奏楽団の名演がアタマによぎります。(懐かしいな・・)

この「じゅげむ」も、天の岩戸のように、躍動感いっぱいに演奏が出来る佳作なのですが、違いは「課題曲として作曲された」ということ。

このことは大きいです。

3分半で演奏できるようにしてあるわけですが、そのために、ストーリー性は最小限にとどめていて、、「天の岩戸」のダイジェスト版のようでもあります。(笑)

また、中間部でのソロの美しさは、アルト冥利に尽きる(美味しすぎでっせup

こら、アルトはこれを吹きたがってるやろsnow

元・アルト吹きのワシにはたまらん刺激でした。

・・

それはともかく。。。

先日も書いたように、この曲はA-B-A形式で書かれていて、たてわけは分かりやすいです。

そのたてわけが非常に重要なのですが、課題曲として書かれたため、短編です。

A(1分)~B(1分)~A(1分)なのですよ~(笑)

特に、第①主題を多く含む「A」

では、ややもすると「さらっと流した」感のある演奏に陥らないとも限らないです。

なので、表現不足を取られないような、しっかりした「たてわけ」ができるよう、少し踏み込んだ演奏表現を研究する必要があると思います。

これは、単に「音量変化」などでの逃げにならないような方法で、という意味です。

けっこう、ムツカシイです。

(つづく)

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2012年7月28日 (土)

課題曲解説:吹奏楽のための奇想曲「じゅげむ」①

おまたせいたしました・・・(でも間に合うかな、、、)

急いで書きますねsweat02

・・

特徴(演奏ポイント)は、、

①八分音符を基本にしたリズムの面白さを発揮する

②シンコペーションをうまく表現する

③タムとティンパニの音をイメージし、全体合奏のリズムをうまく乗せる

④A-B-Aの構成での曲想変化(対位法)

⑤「じゅげむ」の歌(口語表現)の面白さを、そのまま器楽法に転換

・・こんなところが把握できていると、いいと思います。

/////

この曲って、音域ごと、楽器の音色ごとにラインを流す手法で書かれています。

また、そのなかでのユニゾンも多いです。

そして常に、リズムの核となり下支えしているのがタムなどの太鼓です。

そのコンビネーションにより多くが構成されています。つまり、それが曲の大部分なのです。

また、音域も、各楽器のいちばん鳴らしやすいところで鳴らされていますね。

つまり、作曲者の頭の中で鳴っている旋律を一旦、ピアノ譜にうつして、それから該当する音域の楽器のパート譜を作成、、この順で書かれたのではと思います。

そうだとすると、作者の意図であるコンデンスを再現するには、パート間の受け渡し、コンビネーションの精度を上げて、一体感のあるサウンドづくりを重視する・・がより望ましい練習方法ではないでしょうか。

なので・・

<効果的と思われる練習方法>

①パートごとのまとまりを最優先する

②パート間でのコンビネーション、やりとりの練習

③個々のパート(2~5人ずつ位)ごとに、打楽器との合わせをする

このあたりがお勧めです。

(つづく)

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2012年7月25日 (水)

課題曲解説:行進曲「よろこびへ歩きだせ」⑥

154小節目にrit.があり、インターバルが置かれます。

ゆっくりした展開ですが、行進曲らしい「歩み」を続けてきたのですが、ここでは「コンサートマーチ」としての意地を見せているような気がします。(笑)

それは、最初に書かせて頂いたような、英国調の「祝祭」をイメージさせている証(あかし)なのかもしれません。

女王が入場。ゆっくり行進し主賓席まで来て振り返り、皆のほうに向かって手を振る・・

そんなイメージかもしれません。

(ああ、そうだ、、ちょうど明日からロンドンオリンピックが始まります。)

関係ないか。。sweat01

////

<演奏のポイントまとめ>

和声の進め方を把握して、その都度、変化を試みることが大切だと思います。

ホルンやトロンボーンなど中音域の金管が特になのですが、リリース(音の切り方)や伸ばした音の安定感づくりが重要だと思いました。

フレーズが美しい曲。その受け継ぎには最大に注意したいです。パート間、あるいはパート内部でも、多くの課題が作られていると思います。

音量表現的には、とてもデリケートな曲。ディナミクの大きな変化をさせて表現過多になると、ヤバいです!

「ゆっくり」イメージのなかに、こまかなパッセージがちりばめられています。特に木管!その表現が「おおまか」にならないように!アプローチするタッチ(音の出だし)に注意力を使って、鮮明に表現したいところ満載です。(笑)

最初にも書きましたけれど、この曲、アイテムがはっきり立て分けられていて、今、自分がどのような役割なのか、どう表現すべきなのかをしっかり理解し、統一性のある演奏をすることが必須なのだと思います。特徴のある曲なので、ややもすると「つかみどころ」がわかりにくいこともあるかもしれませんが、指導者の曲想指示をいただいて、表現方法の一本化を図ってください。

パートの中で別れて違う表現が多くなされています。セカンド・サード・フォースたちの演奏精度が試されそうですが、逆に、腕の見せ所でしょう。音量で聴かせるのでなく、正確さ、音のシャープさ、表現の引き出しの多さ・・などで、しっかり魅了してくださいね。それがポイントです。

では、みなさん、頑張りましょうね。。応援しています!!

(「よろこびに歩きだせ」終了)

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2012年7月22日 (日)

課題曲解説:行進曲「よろこびへ歩きだせ」⑤

F~

第1テーマの繰り返しですが、より一層のメリハリで演奏したいです。

文字どおり、後半の力強さ、牽引力をもって終盤を作っていくところ。

改めてスコアを見てみると、ここは、より華やいだ雰囲気ですね(笑)

華やぎ・・絵でたとえると、花の色を増やして鮮やかに広がりを見せているような。

参加している楽器もほぼ全てとなり、全パートのひとたちが細分化して、自分の役割を各々に果たしていくことになります。

また、サックスなどに新たなアイテム(パッセージ)が加えられ、ちいさな変化を見せるようになります。(123小節目)

そして、そこからディナミクを変えます(クレッシェンドからフォルテ)。

これは、Finaleにむかう烽火(のろし)のようなものかもしれません。

どぢらかというと、この曲はディナミクによる大きな変化をみせないでここまで来たわけなので、ここは満を持して、一転させる構図です。

////

128小節目からのFlとTpですが、3オクターブユニゾン、、になりますかね?

音色を合わせるのが難儀じゃが・・wobbly

ここは、合わせる意識を「音色」からやや離れて「ニュアンス」にしてみるといいかもしれません。

それも、精神論的にならず、「音程」や「リズム」の正確さに裏打ちされた、しっかりした「ニュアンス(曲想)」、ですね。

133小節目アウフタクトから受け応えるホルンもまったく同じ。

この8小節を完成させられて、初めてフレーズが繋がり、終盤への流れを作ることができるというわけなのです!

ともに、落ち着きを持ったフレージング、、余裕のある表現力に期待です。

(つづく)

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2012年7月21日 (土)

課題曲解説:行進曲「よろこびへ歩きだせ」④

C~

要するに、Aの回帰ですね。

Aと違う点は、「ユニゾン」楽器が増やされ、テーマのラインがよりいっそう強化されていること。

クラ、アルトサックス、トランペットです。

ここでは、基本に忠実に、かつ、オリジナリティを感じさせる演奏がしたいです。

単純に「音程」、とか、「一体感」とかいうことでもなく、表現としての統一が決め手になるのかもしれません。

ここでも、優れたディレクションが必要なのだと思います。

そして指導者が、なにをどう「作るのか」の哲学にもかかっている、、そんなところなのでしょうか。

・・・・

D~

こここそ、何をどうやって表現するのか・・を問われる場所、、ですよねsweat01

イメージを決めて、そのとおりの音楽にする。

言葉で言ってしまうと、こんなに簡単です(笑)

楽譜も簡単そうだし、、解説はいらんじゃろ。。bleah

・・・

最初に考えるのは、6小節ごとのフレーズのこと。

不用意なブレスを避け、できれば12小節単位の表現方法も考えたいです。

その表現のポイントとしては、いかに音をつなげるか、あたりだと思います。

具体的に言うと、スラーをつなげて受け渡す場合のジョイントの部分を、スムーズに受け渡すこと。

それと、休符を休みすぎないこと。

必要な音の長さを意識して、レガートの感じをつかむことだと思います。

(つづく)

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2012年7月15日 (日)

課題曲解説:行進曲「よろこびへ歩きだせ」③

A~

いかにもというほどの、イギリスのイメージが心地よいです(笑)

音の鳴らし方。これが重要な気がします。

具体的には、クラリネットとサックスが中音域で旋律を淡々と動かし、金管中低音域が主なリズムを重ねてフォローしている形式。

まさに、ホルストであり、エルガーですよね(笑)

・・・

音量バランスで、素朴な形式をかもし、さらに、作者のいっているように「威厳を持って」演奏する、が主眼の作り方です。

このことに、「効果的方法」はないです。

正しい耳を持った方が、合奏でディレクションしていくしかありません。

木管は、スタッカートの八分音符をどう扱うかも大切だと思います。

中途半端な止め方をすると不統一なイメージになってしまいます。

徹底した表現に努めることだと思います。

//

B~

第2テーマがレガートで出てきます。

第1テーマの、いわば「裏テーマ」として、呼び起こされて出てくることに、演奏のヒントがあるかもしれません。

マーチであることを忘れないような、こまかな表現が期待されます。

のびやかに。

かつ、同じパートのなかでの「受け継ぎ」もスムーズにこなして曲を進めます。

気がついている方も多いと思いますが、この曲って、ムツカシイですか??

とっても基本に忠実ですが、難易度はさほどでもないでしょう?

であれば、音程の精度やレガートの美しさを前面に出した表現の細やかな音楽を心得たい・・

そのことが最重要なのだと思います。

(つづく)

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2012年7月 8日 (日)

課題曲解説:行進曲「よろこびへ歩きだせ」②

<構成分析>

イントロ~

(ドラムマーチ)~

A~

第1テーマ

B~

第2テーマ

C~

第1テーマ回帰

D~

中間部(Trio)前半

E~

中間部(Trio)後半

F~

第1テーマ回帰(2回目)

G~

第2テーマ回帰

156~

エンディング前半(第1テーマのモチーフ使用)

160~
エンディング後半(イントロのモチーフ使用)

////

イントロ。

まず、ビートですね。

曲の基本的なリズムは、先日も書いたように「四分単位」で進行しています。

ここでの、金管のファンファーレ形式で書かれている導入も、つづく木管も、それはそのとおりです。

そのための、ビートがそこなわれないための練習方法が必要でしょう。

具体的には・・やはり、八分音符の長さを正確に感じてテュッティで練習することだと思います。

・・・

金管。

簡単に言ってしまうと、ここは、「2小節ごとの分散和音」で展開しています。

曲が変ロ長調なので、inB♭で書くと、つまり、、、

<最初の2小節>   ド ミ ソ

<次の2小節>    ミ ソ シ

<その次の2小節> ソ シ レ

~~なんやん、楽譜どおりやん。。bleah

でも、それをわかったうえで、和声をしっかり整える・・

その作業ができるのかどうか・・それが、、、楽しい(しんどいかも)

・・

木管はというと、その金管の和声に呼応(呼びかけに応じ)して、木管だけでの和声を作るわけですね。

パッセージの始めに、バリトンサックスやバスクラたち、木低楽器による「基音」があり、それに全体が乗る格好です。

そして八分音符が、これも分散和音になっていて、木低に呼応しています。

ここは、ビートを損なわないようにしながら、たいせつに響かせたいです。

(つづく)

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2012年7月 7日 (土)

課題曲解説:行進曲「よろこびへ歩きだせ」①

最初、この曲の参考演奏を聴いたとき、ああ、ブリティッシュ・スタイルだなぁ・・と思いました。

たとえばホルストやエルガーたちが築き上げた、堂々たる作品の数々。

1拍(四分音符単位)で進行するスタイルのサウンド。

英国では、たとえば女王の「戴冠式」や、国家行事での演奏には、このスタイルの曲が演奏されます。

宮殿での式典では、曲の鳴る中、女王の入場や荘厳な戴冠がなされ、雰囲気を盛り上げます。

この曲が、それらを連想したものだと、ぼくには思えました。

つまり、モチーフ自身が英国スタイルの代表的なリズムスタイルに近くなっているのでしょう。

・・

いざ、スコアを拝見しはじめて、益々それは具体的に見えてきました。

一曲を通していくつかの主題が重々しく主張され、それが繰り変えされることでも、いっそう力強い歩みを讃えているようです。

また、それこそが作曲意図だったのかもしれません。

///

スコアをざっと通してみてみると、、、

何回か、アーティキレーションを変えたうえで同じ主題が出てくるようです。

そして、なにやら、、

ありゃりゃ、、

その時々に表現の展開がされ曲が進展していて、なんだか演奏ポイントも、それを読めば、かなりわかるような気がします。

それがアタリなら、曲想理解も楽になるかもしれませんね(笑)

<ラインの種類分析>

①イントロのモチーフを40小節目(以下、小節目を略す)、62、160にも使用

②Aの第1主題がC、F、156にもでてくる

③Bの主題を、Gで戻し、レガートなふくよかさを回帰させている

そして、その変化ごとに演奏ポイントが到来し、表現の節目になっていることに注意。

がらっと変えてしまうのではなく、徐々に表現の方向性、角度を変える・・そんな雰囲気のするスコアですね。

そして、曲全体の統一性、一体感を出しているのだと思います。

(つづく)

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2012年7月 3日 (火)

課題曲解説:さくらのうた⑪

この曲のテーマが「さくら」であり「うた」であることを最大に気にしたいです。

そして各フレーズに出現する「アンサンブル」「ソロ」「テュッティ」。

このたてわけをする・・・

作者が明確に記されていることが、まったくそのとおりに、克服課題だと思います。

////

テーマの「さくら」を叙情で「うた」うことが、まず、1点目ですね。

曲想を研究、理解したうえで、各自がメロディを流せるようにしたいと思います。

8小節、16小節ごとのフレーズを、その時々に応じたストーリー性を持って語れるようになることです。

それと同時に、演奏技術です。

「アンサンブル」なのか、「ソロ」なのか、「テュッティ」なのか。

今自分が奏でているのは、そのなかのどれなのかが明確にわかり、この3つを「たてわけ」られなければなりません。

・・

その起点から、、

アンサンブルの合わせ練習で何をどう完成させるのか?

だれがどのくらい音量を押えるのか出すのか?

各楽器のソロ演奏を向上させ、安定させる。

リズムの統一を図りユニゾンを完成~~

さあ、これから最終の仕上げが待っていますよ。

そして・・本番では演奏に親しんでください。

この課題曲で一生の思い出をつくれるような、貴重な練習時間を費やしてください。

(おわり)

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課題曲解説:さくらのうた⑩

G~

ここは木管楽器にとっては、正念場です。

音量的なものでも、主役でもない部分なのですが、見せ場の一つです。

「アンサンブル」・・

ここに、作者の主張がありましたが、それは、まさにここのことだと思います。

音域の広さ、楽器の用い方など、バリトン音域から、上はピッコロに至るまでの全木管楽器が意思統一して、アンサンブル精度を上げていってください。

・・

ポイントは、十六分音符を中心に行なう、「なだらかな、掛け合い」です。

主題を歌わせながら、それに適切なオブリガートを添いあわせます。

この控えめな役目に、広い音域の木管をあてがった(選んだ)ことに感銘を覚えます。

なんというか、、、

静かで豊かで、深い。

普遍的な何かを模索する様な、作曲家魂を感じる場面です。

・・・・

86の、アクセントの部分。

これが、この曲の、いわば頂点です。

それを境に、集束に向かいます。

ほんの、一拍にも満たないクライマックスですが、崩さないように、丁寧に表現してほしい。

楽器によって、コントロールがしにくいですが、たとえば、3番Tbなどは破裂音にならないような配慮が要るだろうし、チャイムは突出しないような工夫がいることでしょう。

それに、木管低音は、全体の音の「核」です。

吹きながら、一体感のムツカシさ、テュッティの大切さを知りながらの勉強かもしれません。(笑)

////

H~

Cantabile

ここの最終目的地は、エンディングです。

つねに、その意識を曲の完成に繫げてください。

その結論が出れば、音量表現にも方向性が生まれるのではないかと思います。

最初の8小節は、主にスケール勝負です。

その上、フルート属とクラリネットたちには一生モノとなる十六分練習の素材まで用意されていることに感謝sign03

レガート奏法の完成目指しながら、楽器間でのアンサンブル練習、それも、個人同士のコソ練が身を結ぶことでしょうsweat01

あ~、貴重な夏休みになるかもな~~happy01

(つづく)

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