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2008年7月 6日 (日)

セリオーソ (6)

<セリオーソ>

E~F~

中低音楽器たちが、こぞってロングトーンしています。

弱音から入り、クレシェンドしてディミヌエンド・・・

パートごとに同じ音のフレーズの進行。

これは多くの邦楽作品たちが得意としている副旋律の作り方なのかもしれません。

この部分の特徴は、木管などの旋律に必ず呼応させていること。

つまり、ロングトーンでありながら『合いの手』なんだね。

また、パートの内部で音が別れないのは、他の楽器との対比を音程でさせるためです。

常に、ほかの楽器と聴き合い、連鎖させながらハーモニー構成をしていってください。

・・・・

Fの1小節目の、二拍目の裏からのペット・ボーン。

この伸び上がりのフレーズは、その変形させたもののようですが、その連続と続く59小節目の四分音符によって、Gが導かれます。

ここをどう表現するか、その方法が、曲の後半の雰囲気を作ります。

・・・・・・

この曲ってね、跳躍型のパッセージがあまり書いてない気がしませんか??

実際、吹きやすいったら、ありゃぁしねぇ。bleah

木管って、波型のものがほとんどですね。

それって偶然閃いたのだろ~かconfident

一件、なんだか同じように見える六連符。

実は、このすべてをどう処理するか? 変化をどうつけていくか。。。

それを決めること、またその技巧を問うこと。

それが浦田先生の狙った作風なのだと思います。

腕のみせどころなのですが、う~ん、、難しい。。。

音量、音の質、バランス、伸び、長さ、など。

全部に関係してくるわけで、、、

この曲、中学生や高校生にはかなり無理のあるアーティキレーションを要求している気が、オレにはします。

(つづく)

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