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2008年7月23日 (水)

課題曲解説 天馬の道~吹奏楽のために(5)

<天馬の道~吹奏楽のために>

D~

ダブルバーを越え、一気に中間部に突入。

木管が、いわば小フーガを思わせる掛け合わせを聴かせる。

フルート、オーボエ&クラ1番が先発隊。

今までの『雅楽演奏』から一転、バッハの技法へと変容soon

この「変容」こそこの曲の隠されたテーマだよ。

だから、ここの木管の掛け合い、とっても重要!

雰囲気をイッペンさせる必要さえ感じる。

時間と空間をまさに超越、みたいな。

・・

この先発隊、拍子も4/4になって表現が複雑になっていく。

八分と十六分のコンビネーションでは軽快に正確に。

きびきびした立ち回りを見せたい。

また、レガートでは流れないような工夫をしてほしい。

そそくさと行ってしまわないように~

・・・・・

木管高音部~中音~低音部への受け継ぎ。

それぞれの音量ではなく、参加本数の自然増加による横への「増幅」のところ。

D4小節目のアルトサックスは、フルートなどの先発部隊と1オクターブ差になるため、音域対比、つまり、すべての音の支えになることに注目。

音域的には高音から低音に移行するつなぎ、でしょうか。

全然、目立たないんだけれど・・・

ここは、すべてを支えてやるつもりで吹く!

とにかく、軽い感じのパッセージワークにしてしまわないように。

そしてこの1番アルトの1小節は、次に出てくる中低音域の楽器群につなぐことで、この曲は進行する。

だからとてつもなく重要なパッセージなんだ!!、と思う。

・・・・・・・・

D~E~

アーティキレーション遵守coldsweats01

ここの審査のネタは、一言で言うと『譜面どおりの基本が出来ているかどうか』、だと思います。

逆に言うと、この曲の恐さ、審査の注目点の一つが『楽譜に忠実に』演奏しながら、かつ『演奏効果を発揮できるか』だと思うのです。

その中心となる場所が、ここです。

(つづく)

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