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2008年7月 2日 (水)

セリオーソ (3)

<セリオーソ>

浦田先生の作品の特徴?なのか分かりませんが、変拍子のアタマの拍に、より重きを置いたフレーズが続きます。

少し沈めたような、ずっしりした体重のかかった音。

それでいて繊細な部分も持ち合わせていて、かつ、前に進む意欲満々の音。

そんなレガートが連なっています。

淡々とした人生の重み、そして圧力を感じます。

まさに、正確なリズム進行とレガートでの厳粛な音楽、でしょうか。

・・・・

事細かにアーティキレーションが書き込まれています。

これは例えば、マーチのような普遍的な構成理論が当てはまらないことを示しているのではないでしょうか。

曲練習に入ったら、指示記号に忠実に音にしていってください。

それだけでも何日もかかることかもしれませんが、まさに厳粛に忠実に、譜面を指示のままに再現することが大切ではないでしょうか。

そして、たとえばクレッシェンドの頂点(一番大きい音はどこか?)、圧力ポイント(重きを置くところ)はどの音なのかを決め、それに向かって統一性を作って行くことが、初期段階で必要なのだと思います。

・・・・

Cから。

小さい音でのダイナミクス展開なのですが、ここは、それまでの十六分の流れを受け止めるところでしょう。

なので、ここの音は弱弱しいものでは場面が耐えられなくなります。

張りのある、しっかりした音でフレーズを受け継ぐ必要があると思います。

3番クラ、2番アルトサックスが活躍しますね~

フルートたちのサウンドを支えながら場を持たせる重要な役割を浦田先生が与えている!

とても奥の深い、この曲の音作りの場面でしょう。

(つづく)

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