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2008年6月29日 (日)

セリオーソ (2)

<セリオーソ>

スコアを眺めてみて思い出したことがある。

この曲、高校時代に勉強させていただいた、保科先生や兼田先生の多くの作品に似た場面が見受けられる。

レガートの厳かさ、悠然とした中での雅(みやび)の美学。

3拍のばした後の、八分音符でのデリケートな展開。

現代の多くの作品を批評されている世の中の先生方から言わせると、単純すぎる曲想なのかもしれないが、ぼくにとっては、そのどれもが稀有な作品だったのである。

特に、高校当時のぼくが夢中だったのは、『シンフォニックバンドのためのパッサカリア』(兼田作品)。

この曲には思いいれがあり、パッサカリアで京都府大会を制し、第15回関西吹奏楽コンクールにも出場させていただいた。

なので、邦楽作品で(セリオーソも含む)、コンクールに臨む学校の気持ちはなんだかわかる気がする。

こういう曲、何をどうすれば上手くいくのだろうか。

・・・・・・・

先日も書いたけれど、冒頭のソロ(ピッコロ&バスクラ)ははっきりと吹いてほしいです。

気丈なP(ピアノ)とでもいうべきか、弱いイメージだと存在感が薄れかねないから。

音量のことはともかく、あくまでしっかり吹く。そのことが全体の流れをしっかりしたものにしていくのだと思う。

続くコードトーン、そして木管の3声部による流れへと展開していく・・・

まさにパッサカリアみたいでワクワクします(^^)v

・・・・

このあたりはフレージングを大切に。

息の長いフレーズが多いため、ともすると冗長になりがちなところ。

どうすれば上手くいくのか(なぜ上手く吹かないといけないのか)を探索して、長いゆっくりのフレーズを飽きさせず聴かせるかを突き止めてほしいです。

部門を問わず、ややもすると長いフレーズの真ん中あたりで気を遣わないブレスを取る人が出て音がブチ切れ興ざめ、なんてことも多いからな~

そういうのに気を遣ってね(笑)。

(つづく)

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