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2008年6月 9日 (月)

課題曲解説 マーチ 「晴天の風」(29)

<合奏指導編 8>

I から。

いよいよ一斉行進です。

poco piu^ mossoがかかっています。

つまりここからすでにエンディングに向かっているわけです。

軽快・前進・はっきり~

いろんな形容がなされるところ。

・・・・・

構成やなんやら、なんにも考えないで演奏すると『 それいけ、それぇ!! 』

になってまうかも(笑い

しかしはたして、それだけでいいのだろうか(bearing

まぁ、それは精神論としてはとっても正解なので、ここでは否定しません。

あとはどう上手く技術を導き表現できるか、の問題ですかね。

////

フルートとクラリネットのオブリガートはまたもや各々3声部に分散し音の比べあいをします。

十六分を含むパッセージで難しいですが、クラはシャリュモー音域で音を安定させる訓練が要りますよ。

気を緩めると、音量だけでうごめく感じに仕上がってしまいそうcoldsweats01

音色の明るさ、艶(つや)を表現したい。

・・・

ここのペット・ボーンは主題です。

ほかのパートより音量が必要なのですが、スコア上、それはしんどいですよね、かなり。sweat02

なので、策としては結果として音が客席に、より届きやすい方法をとりたい。

浸透、芯のある音色とともに、音程的に少しシビアになりたい。

というのは、音程がぶれた状態だと他のセクションのサウンドとぶつかってしまい、ペット・ボーンの個性が消されてしまう。

客席に届く前にほかの楽器の音と悪い意味で同化してしまってテーマとしての主張が薄れてしまうかもしれない。

なので、あくまで正確な音程で、一体化させて音を飛ばしてほしいです。

・・

主題のシンコペの裏(コンビネーション)をとっているアルト&テナーサックス・ホルンのグリスアップ。

楽譜には書いてないのだけれど、2拍目と3拍目ともにアクセントがほしいです。

速い息で押してください。

そして遅く聴こえないように(そう聴こえないように)お願いします。

積極姿勢で突っ込んでください。

遅れて聴こえるようだとかなり邪魔なサウンドになってしまう。

・・・・・

ここでのスネアドラムは、いかにも4/4拍子のマーチらしい流し方をしていますね。

タテの線の核として、正確にテンポを取ってください。

また、打楽器の裏拍は、速く進行させないように。また、そう聴こえないように、一拍づつ歯止めを利かせながら、進行させてください。

(つづく)

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