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2008年6月27日 (金)

課題曲解説 マーチ 「晴天の風」(30)

<まとめとして>

今年の兵庫県吹奏楽コンクール、中学校Aの部に参加する125校のうち、晴天の風を選んだのは29校。(6月27日現在の兵庫県吹奏楽連盟のデータから)

ブライアンの休日のほうは73校のようです。

この傾向はひょっとすると全国的傾向かもしれない。

・・・

Ⅰの「ブライアンの休日」がマーチとしてよりスタンダードなイメージもあり、そっちを選択した学校が多かったのですが、それであれば逆に晴天をされる29校にはかなり追い風が吹きそうである。

対するブライアンは、このままでは「足切り審査」されそうな気がします。

サンプル数が多ければ多いほど、選ぶ対象には高度なものが求められることは容易に想像できるからです。

・・・・・・・

晴天の風の真骨頂は、アンサンブル精度の完成ではないでしょうか。

パートごと、そして、同じラインを形成するセクションごとが正確に同化することにあります。そして他のパート、グループたちとのコラボを明快に行なう!

また、それを上手く仕上げるポイントは、楽しくアンサンブルすることでもあるでしょう。

精度の高いリズムで音の箱をつくりあげ、正確なハーモニーで不協和音を克服し、主張にあふれるメロディラインを形成する。。。

口で言ってしまうとこんな簡単なのですが、そのそれぞれが高い完成品であることが絶対条件なのです。

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oneチューニング精度をあげる

金管のチューニング管ごとの精度を合奏中にチェックしてみてはどうでしょうか。

スクールバンドの音程誤差の修正に、いちばん役に立つ方法だと思います。

twoリズム練習

十六分をメトロノームで打ちながらそれぞれのライン単位で分奏すること。

three主題の音の形成

(たくさんありますが一例だけ)

個人単位で主題部分を演奏し録音し、自分でチェック~を繰り返す。

あくまで自分だけで評価を加えること(他人には聞かせないようにする~が秘訣!!)

・・・・

効果的な基礎トレーニングをつんだ成果がある団体であればこそたのしく克服できる曲、一言で言えば、そんな曲ではないかと思います。

あきらめないで、じっくり、基本作業を進めた団体が目標を手にするのではないでしょうか。

(晴天の風・修了)

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