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2007年7月11日 (水)

「課題曲Ⅳ」アルトサックス練習方法③

<ブルースカイ>

『 アルトサックスは、クラリネットの2倍の音量と5倍の破壊力を持っている。』

そんなことを思いながら、Aからの音量バランスのことを考えています。

A~

アウフタクトの実音F。これはアルトにとって響かせやすい音だと思いますが、反面、ユニゾンになっているクラには、とっても厳しい音。

そのコンビで、この重要な吹き始めを完成しないといけないわけで、、、

この場合、アルトはアプローチが遅れないように積極的な入り方をしてしまいたい。

ほんの多少、フライングでもいいくらいです。

この気持ちは、実はクラが思っていることかもしれません。

(「アルサク、頼むぜ」って感じか /笑、、)

音色的には解けやすいクラとアルトの音域なので、共存の方法を考えてもいいよね。

その場合、アウフタクトはアルトが主導権を握り、Aからはクラのtuttiにアルトがフォローの回る、の構図がいいかもしれません。

そうするとお互いのいいところを活かし、弱点を補えるかも。

・・・・・・・・・・

5度以上の跳躍のとき、必ず上りきった音を噛まないこと。

唇のコントロールのことを認識し、上ったところで音程保持してください。

また、このDはアルサクの弱点が出やすい音程の一つだよ。

高く取らないように。

・・・・・・・・

八分音符の降下はテヌートのつもりで滑らかに。

クラとのコンビネーションのときは常にそう思って演奏してください。

なぜならクラに滑り・走りがあり足並みが不ぞろいの場合でも、アルサクがしっかりしていればそれを修正することが出来る。

安心感のある音にして客席に届けることができる。

そんな役目もアルトが果たすこともあると思います。

八分ごとの音の伸びを十分に聴かせるためには、細工もできる。

一例:シエナの1番アルトの新井靖志さんは、八分ごとのレガートがくると咥えの角度を左右にぶれさせてスラーを上手くつないでいることもあるようですよ。

DVDを観察(?)して、そう感じました。

まあ、違うかもですが(笑)、ぼくはそうだと思っています。

・・・・

木管が旋律を流していきますが、Eまでのアルトの仕事のひとつは、アルトの音の痕跡を旋律に加えることだと思います。

音の輪郭の主張、アタックの美しさ、伸びのあるロングで。

そして決して吹きすぎないように。

大切なユニゾンのラインの芯となり、全体の音の中心になってください。

(つづく)

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