2009年7月12日 (日)

課題曲解説「16世紀のシャンソンによる変奏曲」フルート編②

<課題曲解説「16世紀のシャンソンによる変奏曲」フルート編②>

G~

ここも、八分音符によるスタッカート・メトロ練がモノを言います(^^)

ごく短いスタッカートで(音量はpppで、Marcartoでね)、2週間がんばってくださいね。

2週間後、見違えますよ。up

フルートだけでなく、主に木管どおしの合わせ、つまりアンサンブルをするのと同じ手法の練習が必要だということのようです。

音はシンプルであって、平均的なフレーズ配分に、また強すぎず弱すぎず、唄を大切にしながらもバランスよく、、、

音量的に、頑張りすぎないことです。

・・

Var.Ⅳ~

ソフトアクセントの指示。。。

解釈はわかるような気がしますが・・・演奏方法はいかに(笑)

この四分音符のポイントは、『音価』だと思う。

四分音符の音(長さ)の価値を大切にして、存在をたっぷり歌う、、でいいのではないでしょうか。。

印象的な四分にしてくださいね。(いい意味で)目立てばいいと思います。

八分休符の前の音は、しっかり止めてくださいね、舌を使って。

・・・・

Var.Ⅴ~

「トルコ風」の指示があります。

一言で表現すると、これはリズムに特徴のある指示です。

2/2拍子の古典的マーチに拍子を変えています。

とくに、小節内のリズム進行(強・弱・弱・強)に注意です。

各小節の最後の四分音符に、より強いアクセントを付ける方法と思っていいでしょう。

また、前段階でのラインを引き込んでの新しい変奏であるとも思います。

エンディングにかかる盛り上げをイメージしてください。

息と舌をしっかり使って、またタンギングも荒っぽくならないように、場面転換を成功させてください。

・・・

Coda

速度を変え、冒頭との対位法を使っています。

ほぼ2小節ごとに、いろんな楽器のラインがモチーフを歌います。フルートもその中にいて、それぞれのラインの中心的役割を果たします。

この曲は、素朴なソロの世界で始まりました。終わりは、またその世界に帰っていくわけですね。ここでも、タンギングが要注意点です。

フルートは、タンギングが続くと途端に難しくなる楽器のようで、丁寧さが最重要視されます。

一つずつの音符を、丁寧になぞりながら、何かを思い出したように静かに曲を進めてください。

このあたりは高音木管の独壇場、清らかなサウンドで締めてくださいね。

イメージから考えて、この曲の主役はフルートです。

(フルート編・終わり)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

課題曲解説 「16世紀のシャンソンによる変奏曲」フルート編①

<課題曲解説 「16世紀のシャンソンによる変奏曲」フルート編①>

全体にいえることは、フルートの音を単独音で聞かせる構成部分というのは目立たず、複数の種類の木管とともに複合的に音楽を作る・・そんな場面が多い曲だと思います。

それでいて、フルートの特徴を随所に発揮して、ソロ楽器としての音を飛ばすわけで、、、

いずれにしても、ソロ力が問われます。

能力を十分に発揮してtuttiを完成させてくださいね。

・・

この曲の木管全体にいえると思いますが、まず、演奏慣れをしてしまうことです。

(暗譜はしんどいかな~笑)

そのうえで、正確であること。リズム的にも、テンポも、、すべて正確に。coldsweats01

モチロンですやん。shock

慣れてくると、演奏しやすいパッセージで滑り始めるというのは、プロ・アマ、ベテラン・初心者、みんな一緒です。

曲を使ったメトロ練をやるべきなんだけれど。でもやらない人が半数以上。

だからコンクールといえど、ヘタクソな演奏が多いんだね。sweat01

つまり、練習のやり方こそが大切なのでしょう。

//

Theme~VarⅠ~VarⅡ~

ほかの木管とサウンドを同化させてください。単独の音として聴かせるのでなくね。

フルートの特性として、アタックを入れた直後の音程が高くなる場合があるようです。

しっかり固定させて浮かさないように。そのうえでのレガートです。

タンギングにもソフトな感覚で取り組んでください。

そして・・・ここのフルートの練習方法はね・・

「すべてのパッセージを八分音符に分解してスタッカートさせながら2週間・・」です。

この程度のメトロ練なら、誰でも出来ると思う。

その基礎がなくて曲合奏だけでは、正確な演奏はしんどいかもね。happy02

・・

VarⅡ~

音が横に広がりやすい音域なので、シンプルな響きを保持してください。

びぇ~、、、って、吹かないように(笑)dash

ここも、他の楽器と音のカタチを統一するところです。

実は、フルートという楽器は、それが一番むつかしい・・ι(´Д`)アセ

音量の確保とともに、特に注意ですね。

F~

最初の八分音符が短くならないように。音の質が問われます。

どちらかというとテヌート奏法が重要になる部分です。シンコペを見極めてください。

ここは実質的に、1stアルトサックス~1stトランペットのオクターブ上、の感覚です。

スコアを確認すること。

吹きながら、1stアルト~1stトランペットを感じてください。

音量は、クラに合わせます。そして十分に唄ってくださいね。

(つづく)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年7月11日 (土)

課題曲解説「青空と太陽」ホルン(2)

<課題曲解説「青空と太陽」ホルン(2)>

H~

またまた、佼成のDVDで観察記録から。(笑

このあたり、佼成のホルンって音量をかなり抑えているんですよね・・

何らかの指示があったのかな。

伴奏グループのラインも多く、少し整理したのかもしれないと思います。

それによって他の3つほどの動きが鮮明には確かになっている。

しかしな~、、せっかくホルンの特徴を出せる伴奏ラインなので、しっかり出して欲しいです。

特にここのホルンの四分音符と、八分音符の動きには、曲を進行させるためのエッセンスが込められているんだと思いますので・・・

(でも、なんで音量を絞ったんだろう?)

・・・

Jアウフタクト~

ほかのパートのパッセージを下から受けてあげながら、上手にクレッシェンド。

ホルンらしい、懐(ふところ)の深い仕事ですね。

ここは打楽器あたりとの連携の意味も深く、ダイナミクスにも注意です。

決して、むやみに「抑える」わけじゃないです。

必要な音量はしっかり出す!そう念じて演奏してください。

・・

コードをうまくハモらせてください。

よく、『響かせて』・・って指導される先生方が最近増えました。

確かにそのとおりだし、響きが欲しいわけなのですが、、、

でも、中学高校生の場合、意味がほとんど伝わらないのではないですか??

それでは音量低下、意味不明によるウヤムヤ。そんなことがおこらないともいえませんので、ここは「しっかりハモらせよう!」の号令のほうがしっくりくるんだと思う。

「ロングだし、あまり出すと怒られるんじゃないか。。」(笑)そんなことない。しっかり出すもんは出そう!

関西の、あるプロ演奏家(ホルン)が言っています。

(昔、少し一緒に活動した事のある方。)

『ホルンは(楽器の)王様です!』

・・まさに、そのとおりなんです。(*^-^)

そのわけはいっぱいあると思いますが、この場所で例を挙げれば、ホルンにしか出来ない音を発し・リズム効果を上げ・決定的アタックを客席に届け、、

この曲の楽譜が、まさにそれを要求しているんですね。

後半も、ホルンにしか出来ない仕事が満載です。

・・・

K~

後(ウラ)打ち。ここも、ホルンならではの音と、リズムセクションの醍醐味を醸(かも)してくださいね。

むやみに短くするのでなく、余韻まで計算に入れた、整理された切り方・・

音量を絞ったりする必要もなし!ちゃんと、聴こえるように出せばいいんですよ。

そんな慎重であり堂々とした「音」にしてください。

萎縮しないように。

・・

M~終盤

音のカタチのことを意識してください。

ムダに膨張させないように気をつけてくださいね。

固い、まとまりのある音なら、音量がなくても後ろの客席まで浸透します。

アタックは、合わせる必要はありますが、より「強く・大きく」出す必要はありません。音量バランス的には、サックスやクラに匹敵すればいい程度です。

//

音量バランス的には、サックスやクラに匹敵・・の意味~

この曲だけでなく、多くの曲全般において、それはいえると思います。

ホルンの音色は、木管でいえばクラ・サックスのように中庸でやさしい印象があります。

そのため、彼らとの音量バランスを図る意味も、考えられると思いますよ。

お互いに、十分に唄いながら協調・競演、、、の構図。

クラ・サックスは前列にいて、ホルンとしてはバランスをとるのは難しい作業だと思いますが、彼らの音と平衡する「リズムセクション」として、重責を果たしてくださいね。

これは、クラ・サックスをやってきている一人としての、念願かもしれません。

がんばれ、全国のホルン!!

~佼成のホルンさんもますます頑張って下さい。sun

(ホルン編・おわり)

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009年7月10日 (金)

課題曲解説「青空と太陽」ホルン(1)

<課題曲解説「青空と太陽」ホルン編(1)>

冒頭のグリッサンドですが、「ウルトラセブン」のように吹くといいそうです。

四国の某中学校の先生がおっしゃったそうです。(笑)・・

う~ん、、、なるほど・・それはいいfull

ぼくも、「ウルトラセブン」世代の一人ですので異存ありません。

(わーい、もらっちゃおflair

//

ここは、音程に注意してください。

あがった音の定まりが大切。

金管の場合、1オクターブのグリスだと中学高校の場合は大抵、高いです。

低いのではなく、高いです。

また、ロングしている間にまた浮く傾向にあるようです。

うまい、と聴く人に言わせるには、音程が正確であらねばいけませんね。(笑

・・・

4小節目の四分音符。

あくまで軽快にね。

『硬い・大きい・太い』イメージのアクセントではありませんヨ。

強くは欲しいですが、押し込み過ぎないようにお願いします。

A~

あとうち。

しっかり吹くこと、短かすぎないこと、音程を高くとらないこと、です。

淡々と、でいいです。また、安心してください、十分聴こえますから。

12小節目のシンコペの音はやや長め(テヌートぎみ)にしてくださいね。

16小節目のデクレッシェンドは極端にしてみましょうか。

小節のアタマから思い切って落としちゃう感じ。

C~

第2マーチ。

十六分をマルカート&スタッカートで、しっかり吹く。崩れないように。

符点四分音符を短めにしたほうがまとまるかもしれない。

Dの前2小節も、過度な「強さ」はいりません。ただし、しっかり(マルカートで)吹いてください。

・・・

D~E~

ここも、あとうちで先ほどと同じです。

但し、今回は徐々に盛り上げをしていく雰囲気が必要ですね。

だんだん、後半ですよって感じさせていくわけですね。

演奏者もそうやって盛り上がっていきましょうね。

・・・・・・・

Fのパオ~も、先ほどとおなじで、高めをとらないこと。

逆に多少、低めくらいのほうが定まりがつくと思います。

半音の、もう半分くらい低めを狙ってみてください。

Trio~

つまりGですが、これははっきりした試しです。ホルンの力が試されています。

佼成のDVDのホルン。見物catface

一音ずつ、音程が浮かないように口をべらべらに開けながら吹いてるような映像に見える。

それも、テクニックなんでしょうね。

見てたら楽しいよ(笑

(つづく)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年7月 6日 (月)

課題曲解説「青空と太陽」テナーサックス②

<課題曲解説「青空と太陽」テナーサックス②>

F3小節目~

ブリッジ。Trioに繋ぐところ。

サックスの下のドは、中には出にくい楽器があると思います。

バランス調整を楽器屋さんにしていただいて、音が出せる状態にしておくことが望ましい。

学校の楽器だと、なかなか楽器屋さんに見ていただけないかもですが、先生に相談してから必ず調整してもらってください。

(教員の方の中には、この音の出ない原因が生徒側ではと疑う方もおられるのですが、まずは調整に出してみてください。十中八九、原因は楽器です。)

・・

ここの下のドは歯切れよく、強く出してしまって、あとはだんだんディミニエンドなのですが、最初のドをはっきり欲しい!

そして、この小節の前半では音量は落として欲しくありません。

曲を転換させる働きが、このスキップに秘められているからです。

それと、ここでテナーのドと同じ音域で吹いてる楽器がほとんどないんだよね・・

なのでしっかり発音することはとっても重要。

そして音階で駆け上がるのですが、しっかり切りながらでないと、高音木管と調和しないですよ。

音の輪郭をあまりぼやかさないことですね。

・・・・

H~

ホルンとともに、キメる場所ですね。少数派ながら、とても大切な打ち込みになる。

ぐらつかせないように、四角い音を立ち上げてください。

I~

前に出てきた部分の再現です。前と違うところは、曲の後半なので、やや盛り上げ気味に持っていくこと。

それを意識してください。

Kの前~

盛り上げ全開です。

ただし、ここで吹きすぎないように。リードに負荷がかかりすぎるとエンディングでうまく鳴ってくれないかもしれませんよbleah

・・

K2小節目~

走らないようにね。

ここのテナーは、走る人が続出の箇所でしょう(笑。。

一音いちおん、置きに行くくらいの感じで慎重に鳴らしておいてください。

エンディングに息のスピードを残しておく。(爆)

・・・・・

L1小節目の2拍目は、短めに切ると他の木管と合わせられるでしょう。

こういうステップはテナーには多少難しいですが、しっかり歯切れよくお願いしますね~

M2小節前は、ここもしっかり落としましょうね。

曲の中で、一番のメリハリの部分です。

M~

ここのテナーサックスは、バリチューやホーンセクションとの連携を考えるといいですね。

完全に「同化」させるイメージ。

決してテナーサックスだけの単独音が耳に残らないように・・・

うまくtutti音ができればいいですね。

アタックを合わせる作業を、分奏でしっかりつくっておいてくださいね。

では~、、、がんばれ!!

(テナーサックス編・終わり)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年7月 5日 (日)

課題曲解説「青空と太陽」テナーサックス①

<課題曲解説「青空と太陽」テナーサックス編①>

3小節目~

ここは、高音木管たちの最低音部分を固める意味の音を出すことが使命ですね。

バリトン音域での動きでないので、他の木管たちとの一斉パッセージを十分に楽しんでください。

常に、ハーモニーを意識して練習していると、自分のパートの音量がいかに重要かということがわかってくると思います。

シの音が残り過ぎない程度にプッシュし、レを控えめにすること。

ソの八分音符はやや短めにお願いします。

アクセントを突っ込まないように!軽くイナす感じがいいですね(笑

・・

B~

この裏旋律は、四分を滑らさないように。とくに小節の最初の音はすべてテヌート奏法のつもりでね。

レガートを溜めすぎないように。ユーフォよりゆっくり移行させるつもりでやってみて。

八分音符を心の中で常に感じて演奏すること!本番もですよwink

・・・

16小節目。

この小節の最初から弱い音にして(急に落としちゃう)、デクレッシェンドを効かせるといいかもしれません。

佼成さんは多分それを意識していたと思います(笑

17小節目のアタマと2拍目のウラの八分は重要ですね。シンコペーションって知ってる?sweat01

ここはコントラストをつけてくださいね。弱い音と強い音の差をしっかりってこと(o^-^o)

C~

中音域の核やね。

十六分音符のタンギングは重くならないこと。

できなければ、裏の音はパスしてもいいかなthink・・

タンギングは明確にほしいですが、ホルンとピッタリあわせてください。

吹くからにはそれが条件です。

25小節目から。

これまた重要なウラ旋やねgood

慎重で、美しい聴かせどころが要求されているよ。

ここはドッキリするくらいのレガート・・

堂々と吹け!!

(つづく)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年7月 4日 (土)

課題曲解説 躍動する魂~吹奏楽のための(9)

(合奏指導編 3)

練習番号3~4~5~

このあたりの音の絡み方、非常に複雑ですね。

楽譜を読むだけでも大変な部分なのに、リズムを読み込んでメロディラインを作ろうとする高校生たちには試練の場になるかもしれない。

いくら合奏ばかりやっても、完成には程遠い・・そんな毎日が続く・・・

間違っても、そんなことにしてはいけませんよ。

・・

リズムですが、やはりここも暗記してしまうことですね。それが一番早いでしょう。

いちいち楽譜を読んでいても完成が遅れるだけかもしれません。

ありがたいことに、6の2小節前まで拍子が変わりません。丸おぼえする人にはラッキーやね。coldsweats01

そうやっておいて、個人でメトロ練習をしまくる!

2週間くらい、それをやってると、自然に曲が仕上がってくる、と。

信じられないかもしれませんが、その時点で、この曲の場合は7割が出来てしまうんです。pass

まずは、個人練習を思い切りやってみてください。

中途半端でなく、一人に一つのメトロノームを抱えて頑張ってくださいね。

正確なテンポとリズム練習が伴っていなければならず大変ですが。

・・・

この曲は、この部分だけでなく、全曲において個人練習の成否が命運を握っています。

申し訳ないのです(爆sweat01)が、ほとんどの高校バンドの場合、個人でのリズム練習(この曲の楽譜で)を徹底してやっていなければ、いくら合奏を重ねても完成はできないと思います。

それは、前に書いたように全体を4つに分けたすべての部分で言えると思います。

個人練習で正確な演奏が出来るようになるまでに2週間。

あとは、合奏でリズムとラインの統一して曲想を付ける・・・

繰り返しの合奏で慣れをつけていき、通し練習で仕上げを図る。

そのあたりで地区大会数日前・・ですね。

頑張ってください。sun

///

とても名残惜しいですが(笑)、、一旦終了として、他の曲の合奏編にいかせて頂きます。

もう一回、追加を詳しく書きたいと思っています。なんとかできれば、と・・・sweat01

(この曲は一旦、終了です・・ごめんなさい)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年6月30日 (火)

課題曲解説 躍動する魂~吹奏楽のための(8)

(合奏指導編 2)

練習番号1~2~

主題の流れは一つなんですね。

初めに、それを理解しないといけないと思います。

つまり、楽器の入れ替わるすべての場所で、メインテーマの音が変化するわけです。

音の幅(広さ)はもちろん、強さ、音色、パワー、弾ける、説得・・

そして、すべての変化にメッセージが込められています。

その、作者からの演奏意図を読み取りながら、曲を作っていくわけですね。

・・・

いいことが分かってきました。

この曲、アーティキレーションが一本道(いっぽんみち)じゃ~~(bleah

なので、各楽器の流れを統一して考え、曲想をまとめることができるんじゃねflair

①まずはゆっくり演奏して、演奏の慣れを作る。

②強弱の幅、しっかりアクセント、十分テヌート、などの基礎部分の表現を十分にできるように癖をつける。

③だんだん速く演奏・・・

④まとめにかかる~

すべてに渡って、リズム変奏練習を併用してねっimpact それ、抜かした時点で、アウトかもdown

///

この解説を書くにあたり、東京佼成ウィンドの参考演奏DVDを聴かせていただいているんですけれども、改めて言うまでもなく、上手いです。。(笑)

これは、『プロだから』当たり前なのでしょうけど。ごめんsweat01

・・

リズムバランスがとにかく上手いです。

トロンボーン、ホルン、ファゴット、テナーサックス、それに打楽器群。このあたりは古参のメンバーの方々も多く、伝統は受け継がれているのでしょうね。

なんだかボクが知っている80年代のサウンドを思い出します。

当時は、小規模な編成で演奏することが多く、あちこちで「アウトリーチ活動」をやっていましたね(笑)。そのころまでは、ぼくはTKWOをしょっちゅう聴いていました。

とにかく、リズムのカタマリ。(笑)

八分、十六分、三十二分。その断続だけでも相手を納得させ、聴衆を虜(とりこ)にする実力。

そんな佼成を、今回のDVDでは彷彿とさせられます。

世界一のリズムセクションは健在ですね。

(つづく)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月29日 (月)

課題曲解説 躍動する魂~吹奏楽のための(7)

(合奏指導編 1)

アルペジオの練習方法は、以前書かせていただいたバンドジャーナル五月号必見です。

なんども言いますが、あの方法以外の練習方法は、時間のムダだったりします。crying

・・

クラとフルートの、2と1は掛け合いなのですが、チェンジブレスの要領でこなしてください。

同楽器同士が対等な音量であることはもちろん、この二つのパートがパッセージを引き継ぐジョイント部分はレガートで繋ぐように仕上げてください。

それがうまくいくと、この各々2パートだけで、速い連符のパッセージと八分音符が独自に浮かび上がってきます。

ここは、そういうふうに聴こえさせる目的であることに気が付いておいてください。

基礎の完成させた学校バンドだとけっこう整理されたサウンドになると思いますが(笑)、一般的な学校バンドだと・・・普通は荒れた音にならないかを懸念します。

それ以外の木管が八分を入れますが、こちらのほうは音を十分に伸ばして、しっかり切るようにしてください。

「音を置きに行く」ように処理しながら吹くことがポイント。

・・・・

1~

さあ、第1テーマが現れました。

この難しいリズムの克服が条件なのですが、やりかたとしては32分連符と休符を単純に読み込んじゃうことですね。

国語でいうと、「棒読み」しちゃうことです。

それにはまず、ゆっくりから初めて、何回も反復することですね。

小刻みな変化に対応するには、

①音を太くしっかりさせすぎないこと。

②しっかり切ること。

③音符の長さを十分に保持して、決してあせったような印象を与えないこと、などです。

そして、

④マルカートで仕上げる

⑤強弱を十分につける

なども前衛的な、この曲のような音楽には特に重要なファクターだと思います。

(つづく)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月28日 (日)

課題曲解説 躍動する魂~吹奏楽のための(6)

<スコアをもう少したどります>

練習番号1~

このあたりになると、この作者のコンセプトがより分かりやすくなってきますね。

複数の楽器が集団で一つの主題をたどっていく・・・

統合、分散。そんな動きに見える。

そのなかからテーマの受け継ぎする楽器群と、掛け合いの形をとりながら協調する中低音のたて分けがされます。

横の流れとしては、すべての楽器が同じ方向を向き、同じ主題のなかで分業しているわけなんですね。

・・

練習に役立つように、曲をいくつかのブロックに分けてみたいと思います。

①冒頭~

②練習番号6~

③練習番号8~

④練習番号13~

、ほぼ、前衛的といえる曲ですので、組み立てや進め方にこだわりはないようなのですが、一言で表現すると、螺旋(らせん)状に進行する即興曲だと思っていいのではないでしょうか。

つねに、生理的なひらめき、主観の身軽さ、動物本来の持つ野生の生命力に、現代の人類が培った、時間と文化を瞬間に重ねたような・・

う~ん、、、作者のおっしゃる『知性』のイメージを感じる。

(つづく)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

«吹奏楽コンクール課題曲解説